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男装股旅凌辱伝  女渡世人の半次郎
【歴史物 官能小説】

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その凄みに半次郎はとっさに身構えた。

源蔵は半次郎の隙を探したが、

白子の源蔵、思う・・「こいつの身のこなし全く隙が無い、

俺も剣術には自信があるが半次郎という奴、

かなりの使い手と見た、
奴と争えば俺たちも只ではすまないだろう、

しかし、この身のこなしは昔に見た事があるぞ、」


その時、土佐犬ゴン太が源蔵にすり寄って来た。

ゴン太・・(クゥーン、クゥーン)

源蔵はゴン太を見て驚いた。

白子の源蔵、思う・・「ゴン太の肉棒がいきり立っている。どうしてだ?

こいつは人間の女しか欲情しない筈だが、

それも上玉の女だけしか発情しない、

変わった犬だがゴン太の嗅覚と肉棒は確かだ。

女はお峰しかいない筈だが?

しかし、お峰ぐらいの女ではゴン太は興奮しない、

付近に極上の色気を持つ女が居るのか?

どこだ、奴か!半次郎!」

源蔵は改めて半次郎を注意深く観た。

暑さをしのぐ為に旅用着物をたくし上げて

帯に結んでいるので太ももの

白い素肌が露わに成っている半次郎の姿に

源蔵は・・・

白子の源蔵、思う・・「好色親分と異名を取る、

俺が半次郎を女と見抜けなかったか!

汚れた顔もしっかりと見れば優しい顔立ち、

目元は涼しくて艶があり、

太ももは白くすべすべの肌だ。

身体もふっくらとして柔らかいそうで

熟れた尻など大きくて奮い付きたくなるぞ!

半次郎は子供を産んだ事がある体つきだ!

たまらん!犯してぇー・・さすがはゴン太だ

良く見抜いた!

極上の女と分かったなら、

半次郎を犯しまくって、悶えさせて、堕して、

俺の女房にしたい。

良い算段はないか?

そうだ!俺にはサイコロ博打では負けた事が無い、

言葉巧みに半次郎を博打に誘い込んで

旅銭をむしり取り一文無しにしてやろう!」 

白子の源蔵と半次郎がにらみ合っている最中に、

半次郎の側に娘が近寄り、

申し訳なそうに話し出した。


娘・・(半次郎さん、私は峰と云う者です。
おとっぁんが迷惑を掛けてごめんなさい、
もう、拘わらないで下さい、これ以上は・・・・)


涙ながらに訴えた。

半次郎はその仕草に心が熱くなり、

優しい表情でお峰に語りかけた。

半次郎・・(お峰ちゃん、年はいくつだい、
このお兄さんに任せなよ、大丈夫さ、)

お峰・・(17です、半次郎さんにお任せしてもいいですか?)
ニッコリ微笑んで答えた。

半次郎・・(お峰ちゃん、安心しな!)

半次郎は17と聞いて思うのであった。

半次郎思う・・「ああぁー・・私の息子も17に成っている、同い年か、お峰ちゃんは命に代えても守って見せる。」

その時、半次郎に隙が出た。


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