第16話 夜這いに沈む清純-10
「処女を、奪われたいの？今すぐに、ここで。」
と、桂子も尋ねた。
「奪われたい。」
「ヤられる相手は、誰でも良いの？」
紗も尋ねた。
「誰でも良い。」
クラスメイトの痴態を見せつけられただけで、紀子も陥落したのだった。
「じゃ、紀子の処女を奪ってくれる人、探して来るね。」
そう言うと、加奈と桂子と紗が、部屋を出て行った。その直後、部屋のすぐ前の廊下から、3人の声が聞こえる。
「あ、ねえねえ、そこのおじさん。処女の女子高生と、セックスしたくないですか？」
加奈の声だ。
「誰でも良いから、今すぐに処女を奪って欲しい女子高生が、部屋にいるんです。」
桂子の声だ。
「もしも暇だったら、おじさん、あたし達の友達と、ヤって行きませんか？」
紗の声だ。
そして、3人は1人の男を部屋に連れて来た。入るなり、真っ暗だった部屋の電気を、加奈が点けた。紀子には見ず知らずの男が、紗と桂子に手を引かれて紀子の前に連れて来られる。沙希も友香も富美加も、見た事の無い男だ。
それは、辰己だった。加奈や桂子や紗は、弥生達に紹介されて既に知っているのだが、全員にとって見ず知らずの、どこの誰かも分からない男だと紀子に思わせた方が、凌辱がより盛り上がると思い、通りすがりの赤の他人を連れて来た風を装っているのだ。紀子の処女喪失を、より官能的なものにする為の、演出なのだ。
紀子は、見ず知らずの男の前で、下半身を露出した状態で、布団の上に横たわっていた。脚は大きく開かれ、ヴァギナも丸出しだ。だが、もう、隠す素振りも嫌がる気配も見せない。この、加奈達が今そこで見つけて来た、赤の他人の男に処女を捧げる事を、紀子は受け入れてしまっているのだ。
そんな決意を秘め、うっとりと辰己を見上げる紀子に、加奈が言った。
「紀子、おじさんに、オナニー見せてあげて。」
桂子も言った。
「イクところ、見せてあげて。おじさんに。」
紗も続く。
「おじさんのちんちんを、ギンギンにしないと、ヤってもらえないよ。」
紀子は、コクリと頷いた。手にしたバイブは、ヴァギナに突き刺さったまま静止状態だったが、また、躍動を開始した。辰己に良く見えるように、上手く角度を調節しながら、紀子は一生懸命に、己がヴァギナを突き上げ、掻き回して、刺激した。
紗は、辰己の前に膝を付き、ペニスを引き出し、手コキとフェラチオで、辰己に奉仕し始めた。加奈と桂子は、紀子に歩み寄り、傍にしゃがみ込んだ。
上半身には体操服を纏わせたままの紀子に、加奈と桂子がしゃぶりついた。唇を、加奈と桂子が交互に吸った。うなじも、交互に舐めた。舌も突き入れ、ベロフェラをさせた。その一方で、2人の手が、紀子の大きな乳房を、体操服の上から弄《まさぐ》った。
加奈も大きな乳房を誇っているが、紀子には適わなかった。そして、弥生のクラスの誰一人、乳房の大きさでは、紀子には適わないのだった。紀子は、弥生のクラスの、№１巨乳の女子高生だった。そして辰己は、巨乳好きだった。
男達の間で、涌井に継ぐリーダー格である辰己は、最初から紀子を自分の獲物と決めていたし、涌井を始め、他の男達もそれを認めていたのだ。紀子は、辰己に処女を奪われると、本人が全く知らない所で決定されていたのだった。そして決定通り、今から紀子は、処女のヴァギナに辰己のペニスを突き入れられることになる。
彼等の勝手な計画の実現の為に、せっせとオナニーをして協力してしまっている紀子。思う壺に嵌り、都合よく踊らされているという自覚も無いままに、辰己の前でオナニーを披露し、快感に溺れて行っている。そして、紀子は、絶頂シーンまでをも辰己に披露するのだった。
1回だけでは無い、2回、3回と、紀子は辰己の眼前で絶頂して見せた。沙希と友香と富美加も、紀子の痴態に欲情を高められ、彼女にしゃぶりついていた。沙希は背後から抱き付き、首筋を舐めている。友香と富美加は、それぞれ脚に抱き付き、内太腿を舐め上げている。