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素肌のままで
【女性向け 官能小説】

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「三浦さんっ!」

走りだした車は、土地勘のない私にはもちろんどこへ向かっているかなんて分からなくて。

「神戸の夜景を見に行くって約束したやろ?」

ただそれだけをつぶやいた。

「合コンの約束は守った。だから、最後に真実ちゃんが夜景の約束守って」

別れがたかった気持ちが通じたのか
最後に、神戸の夜景を見に行くのはご褒美のような気がした。
もう、横浜でも横浜ホールディングと契約が切れた私は
きっと三浦さんと会うことは二度とない。

久しぶりに。
ううん、たぶん『最後』に本気になった人とあと少しの時間を過ごすことに
何のいけない事があるだろう?

横浜に帰ったら、さっさと良い男を見つけて結婚しよう。

そう思いながら無言の車の中で
真っ暗な山道をずっと登り続けた。
他に車は全くいなくて
「どこに行くの?」と心の中で思う程の山道で
若干不安になる。

しばらく緩やかなカーブを登りつめ
着いた山頂は大きな駐車場が完備されていたけど
他に車の姿はなかった。

「あ〜・・・冬は8時45分で終了か」

苦笑いした三浦さんの視線の方を見ると
お土産屋さんらしきところが店じまいをしているところだった。




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