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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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話し合い-2


「だから?」

「 、、ぇ ? 」


「年が、
 結婚出来ない理由なわけ?」


「 ! 、、〜っ 
 それだけじゃ、、ないけど 」

「、、、、。」


タクミが
責めるような目で
ちづるを見つめている。

体育座りをしたまま、
小さくなっているちづるは
自分も真剣に答えよう、と
言葉を探す。


「 私は、、、。
 タクミ君と、、結婚出来ない
 っていうんじゃなくて、、、。
  、、、、。
 離婚、出来たら、、、
 もう結婚はしないって、
       決めてたの。 」


「 、、、、、、。 」



「結婚て、やっぱり、、。
 本人たちだけのものじゃないし。
  家族、 とか、、。   」



「、、、、、。」



「色々、、考えて。
 結婚は、、、うん。
 もう、しないって。
    決めてた から  」


「、、、、、、。」 


タクミは
ちづるの話を聞いている間
表情は変わらず、
真剣な顔をしていた。

2人は、
しばらく沈黙する。


何か言おうか、
何を言えば良いか。
ちづるが
考えているとタクミが口を開いた。


「、、、分かった。」


「、 ぇ ?」


「ちづちゃんの気持ちは。
    分かったよ。  」


「、、、、、 うん。」


「 でも、俺 、 」


「 ? 」



「結婚は、諦めないから。」



「 !  、 、、 」


「、、、。 じゃあ、 」


「 ん?」


「ご飯にする?」



「 、、ぇ?  
  ぁ、、、、、、うん 、 」


「 ぁ 。
  もうこんな時間か〜」


「 、 ぁ、、本当 だ、 
 すぐ、、、 温めるね 、 、」



ちづるは立ち上がると
キッチンに向かう。

ソファーに座っているタクミに
背を向けて弁当をレンジで
温めようと作業を始める。

タクミはテレビをつけた。

ちづるは
作業をしながら真っ赤になっていた。

タクミの、「ご飯にする?」
という切り換えの早さと対応に
少し驚いていた。

タクミの事が、
自分よりもよっぽど大人だと
感じてしまう。

ちづるは思う。


「、 、 、 、、、 」


 なんか  タクミ君


   かっこいい

  
 やっぱり 私には
  ちょっと もったいない人
   
    だよね、、、



「、 、 、、、、、」


  
   いいなぁ 

   
  タクミ君みたいな人と


    結婚してたら 

  
     結婚


   出来たら



「、! 、、、 っ 」 


    、 、、、って 


  違うでしょ 

       駄目だ  


「ちゃんと、、しなきゃ、、」 



「んーー? 
 なんか言ったー?」 


「、、、 
  んーん
 ちゃんと、、〜っ 
 何分か、、 ぁの 
  温める時間、見てただけー 」


「 ふーーーん、、」


タクミはテレビを見ながら
気のなさそうな返事をした。

冷静を装っていた。

本当は、落ち込んでいた。

テレビでは
バラエティ番組がやっている。

司会者の話にゲスト達が笑っている。

人の笑い声が
こんなに辛く聞こえる事が
あるのか、と考え込む。


「 、 、 、、、 」


     ぁーーー

      や  ばーーい 

   
           マジ
   
       落ち込むんですけど




「 、、はぁ 」


「温めたよ〜
    食べよ〜 」


「、 、 、、、うん。」



2人はテレビを見ながら
いつものようにご飯を食べた。


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