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可憐な転校少女優衣
【ロリ 官能小説】

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Where is my world?-1

【 Where is my world?(あたしの世界はどこや?)】

「優衣!」

学校を出て家路に急ぐ途中で、優衣を呼び止める声が聞こえた。優衣が振り返ると父親の晃が小走りで駆け寄ってきた。

「どうしたん?こんなに早くに」

家に帰って連絡を取ろうと思ったその当事者が、突然目の前に現れたのだから、優衣が驚くのも無理はなかった。

「どうしたもこうしたもあるかい!ここがおかしいのは優衣も気づいてるやろ!」

「えっ?うん…」

まくし立てる晃に優衣は頷いた。

「別の世界に来たとしか考えられへん。これはパラレルワールドや!多分やけど、昨日の祠のところでトリップしたんやと思う」

SF好きの父親ならではの見事な見解だった。

「それで急いで帰ってきたん?」

「そや。元の世界に戻るために早退したんや。とにかくここはメチャクチャや!」

確かにメチャクチャで、帰宅途中も小学生の娘には決して見せたくない淫らな情景が点在していた。今も娘の目を被いたくなるようなシーンが辺りに垣間見れたが、如何せん数が多すぎた。それを気にしてチラチラ盗み見をする父親に優衣は思わず問いかけていた。

「ねえ、お父さんも会社でエッチやったん?」

朝から淫らなことに触れ続けたから聞ける質問だった。目の前の喫茶店の中では、会社員風の男女が激しく腰を振っていたし、道路の反対側では開け放たれた玄関扉の中で、主婦相手に郵便配達員が励んでいた。他にも街のあちこちから喘ぎ声が聞こえていた。

そんな状況の中で、優衣に問われた晃は朝からのことを思い返した。

オフィスに着くと、女子社員が次々にノーパンの足を開いて淫部を曝して挨拶していった。朝のミーティングでは、そのまま乱交が始まり、晃は驚きつつも複数の女体を堪能したのだ。

「や、やった。やらんとあかん雰囲気やった…」

朝から淫らなことに接しつづけ、神経が麻痺してのこの状況だから、晃は正直に答えてしまった。

「やっぱりな…」

仲のよい両親ならば、様々な誘惑をはね除けると思っていた優衣は、自分のことを棚にあげて少しガッカリした。

「で、優衣も学校でやったんか?あんな感じで」

これも普通は父親からは聞けない質問だったが、近くの公園で優衣と同い年くらいの児童達が淫らな行為を楽しんでいたため、自然と口から出ていた。

「あたし?あたしは【オマンコ挨拶】と、オナニーはみんなの前でやったけど、セックスはやってないよ」

父親の正直な告白に釣られて、素直な優衣もありのままを答えた。

晃は娘の口から卑猥な言葉が出てきたことでドキリとし、自分も見たことのない娘のその部分が公然と晒されたことに憤りを感じ、最後に娘がまだ未経験だとわかってほっとした。

「でも、先生からこんな宿題出されてん」

優衣はランドセルから連絡帳を出して、晃に開いて見せた。

【お父さんに処女を抜いて貰うこと】

一時間目の終わりに、ミナミ先生が書いた連絡事項だった。

「こ、これは…」

「処女のままやったら、明日からの授業が受けられへんねんて」 

連絡帳を手にして目を見開いて驚く晃に、優衣が続けて言ったが、晃の耳には入っていないようだった。

「ゆ、優衣と…」

それを想像してうろたえた晃だったが、直ぐに父親としての冷静さを取り戻した。

「あかんあかん!そんなことできるかい!優衣、急ぐぞ!とにかくあの祠が怪しい!早く帰ってお母さんと一緒にあの祠から元の世界に戻るんや!祠蹴り倒してでも元の世界に戻るぞ!」

神秘主義のミナミ先生が聞いたら卒倒しそうなことを口にしながら、晃は駆け出した。

「あっ、待って!」

その晃を追って、優衣も駆け出した。

この時、優衣が後を走っていたことは幸いだった。優衣が前を走れば、ノーパンの尻がミニスカートの裾からモロに見えてしまい、晃をさらに悩ますことになったはずだった。



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