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詩織の【全裸アフターサービス】
【女性向け 官能小説】

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マッサージなの。-3

「痛いのは、最初の一回だけだと思ってない?」
「えっ?」

驚く夕子さん。

あ、やっぱり。

処女卒業を焦った理由には見当がついていた。
今どき、非処女は嫌われないだろうが、痛がったら嫌われるのでは? 二度と抱いてくれなくなるのではないか?

それが恐くて、痛い一回目には兄を選んだのだろう。
未来の彼と痛くない快適なセックスをするために。

あーあ、もったいなかった。

「いつまで痛いんですか?」

「人それぞれだけど……」

私の場合、5回目ぐらいまで違和感があった。
濡れてないなら、今でも痛いことがある。

猫のアランに乳首を舐めさせて、感じる、濡れるということはあるが、“挿入”はない。

未来の恋人を受け入れる時、どうなるか、だいたい予想がついた。

兄に開発させるという手もあるが、それは、あくまでもタブーの近親相姦だ。

私が、ほぐしてやるしかないか。

エッチな少女漫画にあったな。

彼氏ができて初体験まで秒読みの同級生に、事前教育する経験豊かな女子高生の話。

裸になるのも恥ずかしいウブっ娘にAVを見せながら、脱がしていく。
慣らすために花芯を指で責めるが、広げすぎたら彼に悪いと、ソフトに終了する。
後日、ぎこちなく痛かったけど、幸せに卒業できたと報告がある。

そんな内容だったと記憶している。

まさか漫画を追体験するとは。
自分が“広げる”ことになるなんて。

彼が服を脱がせてきたら、さりげなく協力するように。
ただしパンツは彼に脱がされるのを待つべし。
夕子さんは素直に従い、立ったままで脱がされ、私と同じ姿になった。ノーブラだったのが惜しい。ブラジャーもポイントなのに。

ほんとに綺麗な裸身だ。
ショーツ一枚の姿を心ゆくまで鑑賞する。

なぜか、お尻を叩きたくなったので、実行に移した。

「あん」

実にかわいい声だった。
さらに一発、もう一発。



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