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痴漢の巣窟書店 −女教師とその生徒―
【痴漢/痴女 官能小説】

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第3話 女教師の無残な醜態-2

 彼らが淫行に耽っているバックヤードは、店舗エリアとカーテン一枚で仕切られただけの場所なので、大きな声を出せば、他の客に聞こえてしまうだろう。レジカウンターの後ろにいる涌井にも、聞こえて来ても不思議ではない。
 弥生が必至で声を押し殺しながら、辰巳のペニスのピストン運動による刺激に、悶えている事が、音声の無い映像からでも、十分に分かった。
 膝立ちの背面位に飽きたら、次は騎乗位のようだ。パイプ椅子に座った辰巳に、弥生が跨《またが》り、激しく腰を振った。騎乗位に移行するにあたり、辰己は、椅子の位置をうまく調節して、店舗エリアには声が聞こえにくいが、早苗と瑞樹には聞こえるようにしていた。
 バックヤードと応接室は、店舗エリアを通らなくても、店の奥の通路で繋がっている。バックヤードの中でも、その通路に近い側に椅子を置き、通路への扉を開け、弥生の正面にその通路が来るようにすれば、彼女の声は店舗エリアには届き難く、応接室には届き易くなる。
 その状態で、弥生は辰巳の上で腰をスィングさせ続け、そして絶頂に至ったのだ。その声が、先ほど早苗と瑞樹に聞こえ、彼女達は、このバックヤードに向かったのだ。
 2人が向かった事を告げられた辰巳が、カメラに向かって頷くシーンが、再びモニターに映った。そして辰巳は、椅子から立ち上がり、通路への扉を閉めた後、弥生をパイプ椅子に座らせ、その手に、太めの男根型バイブレーターを手渡した。
 辰巳のひと言の指示で、弥生はそのバイブのスイッチをONにして、オナニーを始めた。辰巳は弥生に、目隠しを施す。弥生は戸惑ったような反応を見せたが、オナニーはつづけた。辰巳はそれを眺めつつ、通路への扉の傍に立ち、女子高生2人を待った。弥生を利用して、女子高生2人を攻略し、その若いヴァギナを味わう為の策略が、発動したのだった。

 早苗は薄暗い通路を、声の聞こえた方に向かって歩いた。瑞樹が後に続いた。扉が見えた。応接室を出て、約2mのところの角を曲がると、その先1m程のところに、扉があった。
 扉に近付くと、声が聞こえた。
「あぁっ、あんあはぁん、ああん・・」
 弥生の声だと気付く。その声の出し方も、ついさっき何度も耳にしたようなものだ。レズ行為のなかで、早苗も瑞樹も、何度も聞いた、自分でも発した、快感による鳴き声だ。
 2人は、扉の前で躊躇《ちゅうちょ》した。扉の向こうから、彼らが好意を寄せる先生の、快感に悶える意味深な声が聞こえて来るのだ。扉を開けるべきか、開けてはいけないのか。先生のもとに駆け付けるべきか、近寄ってはいけないのか、判断が付かない。
 が、迷っていると、扉の方が勝手に開いた。辰巳が開けたのだ。タイミングを見計らって、そろそろ扉の前まで来ているだろうと計算して、開けたのだ。細く、わずかな隙間だけを作って、扉を開けたのだ。早苗と辰巳の目が合う。
 辰巳は指を唇に当てて、「シーッ」と言った後、扉を大きく開けた。
 早苗と瑞樹の目に、弥生の姿が飛び込んできた。彼女たちの方に向け大きく股を開き、手に握ったバイブを激しく動かして、ヴァギナの中でピストン運動をさせている。眼は、目隠しをされていて見えないが、だらしなく開いた口と、そこからタラタラと流れ出ている涎が、弥生の状態を露にしていた。完全に快感に溺れ、理性を喪失している。
 そして、声。
「あぁう、あふあぁああ、あはぁあ、あぁあぁ、ああんああ・・」
 更に、愛液。ヴァギナから溢れ出て、尻を流れ下った跡が、テカテカと光っている。 
 もう、完全に崩壊している。完全に陥落している。
 その事が、女子高生2人には、いやと言う程はっきりと認識された。


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