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人類ポニーガール化計画
【調教 官能小説】

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第23話『嗅げれま10!』-3

 番組の趣旨は以下の通り。 メニューには品名ではなく『写真』が載っており、彼らはメニューから『臭いがキツそうな料理』を順番に注文する。『臭いが強い上位10品目』すべてが出揃った時点で番組は終了だ。 では先ほどの『汚マンコ』女性は何をするかというと、料理を提供する『皿』になる。 自分のオマンコに注文料理を詰めて提供し、知人男性陣に完食してもらうのだが、そこで知人から『クサい』『吐きそう』『犯罪』といった『料理の匂いに対するコメント』を投げつけられることになる。 ところが女性は先端技術で嗅覚を一時的に麻痺しており、女性が持参した料理がどのくらいクサいのか、本人だけが分からない。 したがって女性は、男性陣の『クサい』というコメントが『女性のオマンコ』に向けられたものと勘違いする。 女性に対する特赦条件は『番組終了まで表情を変えず(泣かない、怒らない、照れ隠しをしない)に皿役を務めること』。 男性陣が10品目正解するまで淡々と振舞うだけでいい。 一方途中で泣いたり、顔を覆ってしまったりすれば『ポニー調教』1ヶ月が待っている。 『ウマ』になって身体を徹底的に洗うところから、人生の再スタートという寸法だ。

 1品目。 男性陣が注文したのは『鮒ずし』だ。 上半身はウェイトレス、下半身はパンティ・ストッキングとガーターベルトのみの装いで、女性は厨房の流しに登る。 既に因果を含められており、務めて無表情を保ってはいるが、股間を晒す羞恥を完全に抑えるなんて到底無理だ。 紅潮しやすい肌なのか、耳元から首筋までまっかっか。 それでも視線はキッと正面を見据えたまま、堂々とM字に脚を開いて膣を呈する。 膣の奥まで山盛りの『鮒ずし』を詰めて貰ったら、次は零さないように品出しだ。 普通に歩けば、当然重力で膣から料理が落ちてしまう。 女性は腰を浮かせながら厨房を降りると、床に仰向けに寝そべってから『ブリッジ』を作った。 膣口を上に向ければ料理が落ちることはない。 『ブリッジ』しながら、エッチラオッチラ、腰を掲げて床を這う。 捲れたスカートから覗く剝きだしの下半身は、本来であれば淫靡なのだろうが、めいいっぱい頬張った『鮒ずし』が覗いているとなると、滑稽さというか、みっともなさが先走る。 女性はテーブル手前に脚をかけ、器用にブリッジしたままテーブルに登り、改めてM字に開脚した。 

 いよいよ試食。 けれど誰もが頬を強張らせ、フォークを手持無沙汰に弄ぶ。 なにしろ『鮒ずし』は腹開きした鮒を、卵巣と併せて麹や酒で内側と外側から発酵した熟れ寿司だ。 薫りでいえば、周囲5メートルは優に届く腐敗臭。 しばらく躊躇ってから口にした面々からは『とても耐えられない』『クサいなんてもんじゃない』『どうやったらこんな臭いになるのか、頭がおかしい』『味は兎も角、匂いが酷すぎる』、匂いを否定するコメントが並ぶ。 女性からすれば、全国ネットで自分の持ち物の匂いが酷評されているわけで、正常な神経の持ち主ならすぐに逃げ出すレベルの羞恥だ。 それでも女性は顔色を変えただけで、余所見すらなく正面を見据える。 そのまま一言も発せず、膣を隠すこともせず、あくまで気丈にふる舞う女性。 最後の一欠けらを男性陣が完食するまで、歯を食いしばって微動だにしなかった。

 2品目は『くさや』。 『鮒ずし』同様、旧世紀『ニホン』の伝統食だ。 サメの頭や内臓、血液と海水を混ぜたくさや汁に、干物を浸した逸品である。 焼いた『くさや』の身を解し、膣に詰めて貰った女性がテーブルに登ると、男性陣は全員が鼻を摘まんでいた。 臭いについて尋ねられ、『ありえない』『ドブで死んだ大量の魚を一夏放置して、ハエが集ってる状態の100倍クサい』『食卓にならんじゃダメっていうか、存在そのものが犯罪』『動物園に捨ててある藁の匂い』と、散々な評価。 自分の知人に、心底嫌そうな顔をしながら膣をつつかれて、それでも特赦を得るためにはジッと我慢しなければいけない。 古代の女体盛りであれば、少なくとも食べる側は『喜んで箸を運ぶ』だろう。『嗅げれま10!』では、皿役の女性は、男性に吐気を催させながら、身を食器に呈している。同じようなシチュエーションとはいえ、その差は決して小さくない。



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