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人類ポニーガール化計画
【調教 官能小説】

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第23話『嗅げれま10!』-2

 ……。


『嗅げれま10(テン)!』

 番組冒頭。 騎兵が闊歩し、街をあるく楚々とした女性に近づく。 手綱を御して軍馬を屈ませると、軍馬は鼻づらを女性の胸元に近づけ、しきりにフンフン鼻を鳴らした。 胸元の次は衿口、肩口、髪を嗅ぐ。 続いてズボン越しに股間とお尻の匂いを嗅ぐ。 その間女性は緊張した面もちで、軍馬に嗅がれるがまま。 一頻り嗅いだところで、ぶるるるっ、大きく鼻を鳴らす。 主人たる騎兵に『悪臭』を知らせる合図だ。 

 軍馬は嗅覚の訓練を積んでおり、刺激臭、有毒ガス、腐乱臭 に至るまで主な有匂気体を知覚・分析できるよう躾けられていた。 戦場でいち早くガスを察知するためでもあり、環境衛生面を良好に保つためでもある。 そんな軍馬の特性は、『悪臭・体臭が強い』即ち『不潔な市民』を察知する場面で如何なく発揮されるわけだ。

 軍馬の合図を受け、騎兵が背嚢から『気体感知器【チェッカー】』を取り出す。 軍馬による選別を経て、続いては科学的に女性の匂いを数値化だ。 大多数の市民が快適な生活を過ごすためにも、悪臭対策は欠かせない。 発生源が『市民』であったとしても看過するわけにはいかず、臭いが少なければ『汗腺トレーニング』や『体洗浄トレーニング』で対応するし、匂いがキツければ『2ch』を通じて『ウマ』に貶める必要になる。 手始めは口臭で、女性が大きく開けた口に『チェッカー』を挿入する。 チェッカーから大量の人口空気が放たれ、女性は噎せながらも肺に吸い込んだ。 

『う……ぷっ、うぇっ、うっ……けぷっ』

 下品な音を伴って吐き出される『ゲップ』。 チェッカーが臭いをチェックする。 数値はオレンジに光っていて『不快指数50・やや不快』の表記だった。 次は鼻の穴にチェッカーを挿し、

『はっ……ぷしゅっ!』

 口を覆われてた状態での『クシャミ』は、鼻から一気に破裂する。 鼻水が鼻の穴から溢れ、整った鼻が真っ赤になった。 数回繰り返した『クシャミ』の匂いは『不快指数15・許容範囲』と黄色く表示されたものの、チェッカーは鼻水でベトベトになる。 騎兵は黙って女性の服でチェッカーを拭いた。
 今度は女性の服を上半身で捲り、頭の上で『茶巾ずし』に一纏め。 両手を万歳した格好の脇にチェッカーをあてる。 グリグリ、脇の汗腺に先端を擦りつければ『不快指数70・生ゴミレベル』との赤文字だ。 剝きだしにされた乳房の谷間及び乳房と胸の隙間もチェックすると、共に『不快指数30・汗臭い』との淡白な黄色い表示がでる。 続いて上半身の服を戻し、騎兵がチェッカーを持って行った先は股間だった。 下着を下ろした女性の膣に、遠慮なくチェッカーが繰り出される。 プウッ……チェッカーから空気が放出された直後、ブヒッ、女性の膣で気泡が弾けた。 首筋まで真っ赤になる女性。 いわゆる『マン屁』、これ以上ない下品な排泄音といえるだろう。 チェッカーで正しく測定するため、何度も空気が注入され、その都度公共の市街地で、プウッ、プビビッ、プピッ……何度も何度も繰り返される女性のマン屁。 『不快指数100・生ゴミレベル』の真っ赤な文字が痛々しい。 女性は両手で顔を覆うも、すぐさま騎兵に『直立』に戻るよう促され、しぶしぶ両手を脇につける。 頬が紅潮している理由は、寒いからという理由だけでは決してない。 最後にチェッカーを肛門に挿入し、大量の空気が注入される。 ブブブッ、ブビィ、ブバッ、プウーッ……10回以上連続して肛門が開閉を繰り返し、その度繰り出される放屁音が耳にこびりつく。 空気浣腸は女性の括約筋がコントロールできる限界を超えていた。 腸の匂いを込めた空気があたりにまき散らされ、画面越しに黄色いガスが見えるかのようだ。 今までで最も赤く染まったチェッカー表示は『不快指数100OVER』となっていて、表記が出た時点で女性は『市民生活を送るに相応しくない悪臭源』即ち『汚マンコ』と判定され、『2ch』出演が決定した。

 画面が切り替わり、とあるレストランのテーブル席に5名の男性が座っている。 男性たちは5人とも料理の素人で、ごく普通の嗜好を備えている。 彼らは番組冒頭に登場した女性の知人であり『彼女を助けるために料理クイズ番組に出演して欲しい。 その時は匂いについて正直にコメントして欲しい』と依頼されて、ここに至る。 彼らが眺めるメニューには、匂いに拘った数々の品目が揃っていた。  『シュールストレミング』『ホンオフェ』『エピキュアチーズ』『キビヤック』『くさや』『納豆』『ニョクマム』『臭豆腐』『鮒ずし』『ドリアン』――どれも旧世紀に『芳香』で高名を博した逸品ばかりだ。 



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