〈二人だけの宝物〉-10
『プニプニしたマン肉が可愛いなあ……オホッ!?これはこれは、コリコリしたクリトリスがこんな所に……』
『店長があんまり“上手”に弄るから、アナルがヒクヒクしてきましたよ？もうパンティの上からでも丸わかりですよ』
何度姦されても馴れる事はなく、それによって生じる快感は、自己嫌悪と同義となって花恋を苦しめるものになっている。
それは快感ではない。
そんなものは要らない。
そして男なら誰でもいいという女では、決して無い。
店長の太い腕が花恋の細い胴体を抱えている。
その哀し過ぎる激情に駆られての抵抗は、ほとんど効果が無いままに潰えた。
『んッ？ん〜？可愛い割れ目に張り付いた布地の色が？』
「やめてよ…ッ！やめてよ嫌だあッ!!やあぁああぁッ!!」
『さっそく濡れてきたんじゃないですか？また女の子を“泣かせる”なんて、店長も憎い男ですねえ？』
純白のフリルに囲まれた花恋の股間は、その恥辱の〈一点〉を屈辱的な指技によって拡大させられていた。青い布地は紺色に変色していき、下品な囀ずりを二人に聞かせてしまう。
『君はこういう“無理やり系”が好きなのかな？強引に……こうやってぇ！』
「ち…ッ!?違うッ…誰がッ!?嫌ああぁぁあッ!!」
『触っちゃったよ花恋ちゃん？私の指がイヤラしいアナルに触っちゃったよぉ？』
副店長の指は後ろみごろに潜り、尻の割れ目をつたいながら肛門を捉えた。
そして店長の指は足ぐりに滑り込むと、恥辱の湿潤に浸る花弁に触れた。
もはや花恋の穿いた薄布は、自身を守る物ではなくなっていた……。
「やめ…ッ！やめてえッ!!指ダメッ!?入れッ？い"ッ…や"あ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"あ"ッ!!」
挿入可能を教える“蜜”が滲んだのだ。
ここが《美味しい》と、可憐な一輪の花となった女体が花壷に牡を招いているのだ。
店長の荒っぽい指がズブリと潜っていくのを妨げるものはなく、まだ牡を知らない肛門だけが、副店長の挿入の意思を拒んでいる。
『樋口君、無理矢理は可哀想ですよ？ほぅれ、私がマン汁を塗ってあげますから』
『これは御気遣いありがとうございます。では……遠慮なく…ッ！』
「ぅあ"〜〜〜〜ッ!!」
初めて花恋の肛門が襲われた……兄弟ですら手を着けなかった汚穴が、さっき対面したばかりのオヤジに犯されてしまったのだ……。