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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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体勢-3

ちづるは
正常位のまま、両足を
タクミの腰に絡め、
両手を背中にまわし
タクミにしがみついた。

タクミが悶える。

「〜っ ぅ、 ! っ はぁっ」


   やべ、 〜っ 


   この位置 っ !   


    ぁーーー、、 〜っ 



一瞬、タクミの上半身が
わずかに震えた。

ちづるはそんなタクミに
気がつかない。

ちづるの両手が
タクミの首と頭を捉え、
自分の唇に引き寄せて
強引にキスをした。

泣きながら
全身でタクミを捉え離さない。

キスをしたままタクミは
眉間に皺をよせながら思う。


「 〜っ  、 、 んっ ! 」


   この体勢で 〜っ

 キス って 

    〜っ  

  ぁーーー、、



  無理だ


    〜っ   出る 


「 〜っ   、ぅ  っ 」


    やっぱ 

     ちづちゃんには 俺



  エッチ時間 



    、 、 、、 短い 




タクミはイッた。
ちづるの中でタクミのものが
ビクビクと動くと同時に
腰の動きが穏やかに止まった。
タクミが呟く。

「、、、イッ た。」

「ん、 うん  」

「っ はーーー、、
 もうちょっと したかったなー。」

「、、ぇ?」 

「誰かさんが激しいから。
   イッちゃったよ。」

「 ぇ? 、、でも、 私
 動かなかった でしょ?」

「、、、。 
まぁ 動いてはなかったけど。」


タクミはゆっくりと
ちづるから離れると枕元の
ティッシュを取り、
コンドームを外す。

ちづるは、
タクミの視線がティッシュ箱に
いったと同時に
パジャマの袖口でこめかみの
涙を拭いた。

タクミは、
ちづるのアソコを拭いてあげようと
したが、ちづるは「自分でやる」
と言いアソコを拭いた後に
パンツとズボンを履く。

ほんの少し気まずそうにして、
モソモソとタクミから離れて
隣の布団に戻った。

タクミは
ちづるの気まずそうな態度が
なんとなく気になっている。

少しちづるに近づいて
手で頭を支え起こしながら
ちづるの頬に手を伸ばして撫でている。

2人はしばらく黙っていた。

ちづるがポツリと呟く。

「少し、
 控えた方がいいのかな、、。」

「ん? 何を? 」

「、 、 、、、、。」


「、、もしかして。
      エッチ?」

「、、、うん。」

「なんで 」

「、 、 、、だって
 エッチすると なんか、、」

「 ?」

「、、気持ちが、不安定に
  なるってゆーか、、、。」

「 不安定?」

「 ん、 。」

「、、、、。」

タクミはちづるに近づく。
うつ伏せで寝ながら頬杖をついて
ちづるをじっと見る。

ちづるは仰向けで寝ながら
きちんと布団におさまっている。

タクミが言う。

「ちづちゃんはー、
性欲強いんだから。
無理しない方がいいって。」

「、、。 でも、
性欲を解消する方法は、、
 エッチ だけじゃ、、ないし。」

「、、、オナニー?」

「、、〜っ 、 、、ん。」

「なんでエッチが嫌なの?」

「、、嫌じゃなくて、 その、
 気持ちが  、、だから 
 、、、。
 依存しちゃいそうに 
 なっちゃうのが、、。
  怖いのかも しれない。」


「、、、。」

  依存 、 ね

 俺なしじゃ いられない?
  

    あーーーー

  やっと だ。


  なんか 長かったな

   ここまで 


「別に。 いいじゃん。
   依存すれば。 」

「 ぇ?」

「っつーか。
エッチ減らしてもいいけど、
 オナニーは1人でしちゃ駄目。」

「 ぇ ? なんで? 」

「、、。依存症の話。
    前にしたよね? 」

「 うん。」

「依存症ってゆーのは。
1人でするから悪化すんの。
 アルコールでも。薬でも。」

「、 、 、、、。」

「だから、俺の前でなら
 オナニーしてもいいよ。」

「、 、 、、、。 」


 でも オナニーって

  こっそり1人でやるイメージ
   だけど

 タクミ君の 見てる所のみ? 

   、 、 、 、、

  それ かなり 

   恥ずかしいかも


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