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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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プレゼント1-2

2人は隣の店へと移動して、
ガラスケースの中のブレスレットを
眺める。

知可子は、ちづるの持っている
洋服の色の事を話し、
それに似合う色などをタクミに
提案する。

タクミは知可子の話を聞きながら
ちづるの姿を想像して
どの色がちづるに似合うかを
考えている。

15分ほど眺めながら考えるが
ちづるに1番似合う色は
考えれば考えるほど
分からなくなってきた。

ため息混じりに呟く。

「 ぁーー、、 難し。」

「まーぁ、、確かに。
  色は迷うトコだよね。」

「ピンクゴールドも
 好きそうな気がするけど。
 こっちの、、。 
シルバーに水色のやつも、、
 似合うような気がするし、、。」

「 ぁーー これね。
 確かに、ちづるも好きそう。」

「 っ、 んーーー、、、」

「、 、、 、 ふっ 」

知可子は、
隣で悩んでるタクミを見て
微笑みながら言う。

「でも、何で、プレゼント?
 誕生日は、、、まだだよね。」

「 ぇ? あ 。
 ちづちゃんて、
  誕生日何月ですか?」

「ん? 6月。」

「 ぇっ? 」

「 ?」

「 ぁ、、いや、俺も、、
   誕生日は6月だから。」

「! そーなの?」

「 びっくりした。」

「そっかーー。 
凄いね、その偶然。
      、、、で? 」

「 ?」

「なんのプレゼントなの?」

「 ぁーーー、、まぁ、、
 日頃の、 感謝とゆーか。」

「 ぇえ? 」

「いや、、
卒業式が3日後なんすけど、俺。」

「うん。知ってる。」

「そんで、、ちづちゃん
 お祝い、何がいい? とか。
料理も、作るって言ってるから、、」

「 うん。」

「俺も、、。
なんか、何かしてあげたいかも、、
        みたいな?  」 

タクミは、
人にそう話している自分が
なんだか恥ずかしくなり、
冗談のようにそう言った。

知可子はタクミの
照れ臭さを感じ取り
少しからかうように言う。

「 ゎーーー。
 愛されてるーーー。」

「 ぁー、、はは、、
 健には、何か聞いたんですか?」

「聞いたよー。
もぉ、本当、、、
   びっくりだよ。」

「ちづちゃん本人にも?」

「ちづるとはまだ、、
 ラインでしか話してない。」

「そーなんですか。」

「まぁ、今度会うときに
徹底的に聞くからって
    脅しておいた。」

「、、。 こ わーーー、、」

「 ふふふっ 
そこは、そりゃあ、、ね。
      つめるわよ  」


2人は笑った。

タクミは笑っている知可子を見る。

知可子に自分の事を
ちづるの彼氏だと
わずかでも認めてもらえたような
気持ちになり、少し安心した。

ガラスケースの中の
ピンクゴールドのブレスレットを
眺めて独り言のように
ぽつりと呟く。

「 離婚すっかな、、。」

「 、 え ? 」


「 あー、いや。
 ちづちゃん。
 この状況が続くなら、、。
 離婚するかなー って。」

「 ! 、 、、、 」


     え ?


 もしかして 

   知らない の ?


知可子は驚いた顔をして
タクミを見る。

タクミは
そんな知可子に気がつかずに言う。

「 やっぱ、これにしよーっと。」

「  、え?」

「このピンクゴールドの。
 こっちのなら、
 ダイヤんトコに
  ブルーも入ってるし。」

「 、、そ っ か。
 、 、って!
 高くない!? 3万5千!!?」

知可子の声に
女性の店員が横目で2人を見る。
タクミはそれに気がつかず、
知可子に言う。

「そーっすか? 高い方?
 イマイチ相場が、、
  よく分かんないんすけど。」

「 ぇーー?
 だって、こっちの、、
2万円台のも
かわいいのあるじゃん!」

「まーぁ、確かに。
   んーーー、、、 」

タクミは再び、
並んでいるブレスレットを眺めて言う。

「でも、やっぱこっちにするー。」

「 ! マッ ジ っで!?」

「だってーー。
 これが1番って
 思っちゃったんですよねぇ〜。
 
  ん。 決定。

  ぁ すみません、、、」

タクミは店員に声をかけて、
選んだブレスレットを
プレゼント用に包装してもらっている。


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