投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

人類ポニーガール化計画
【調教 官能小説】

人類ポニーガール化計画の最初へ 人類ポニーガール化計画 77 人類ポニーガール化計画 79 人類ポニーガール化計画の最後へ

第16話『生理中』-3

『貴方たちは性周期調節を怠った。 ついてはこれより『連行員【ハンター】(=全身黒ずくめのウマ)』を派遣する。 『連行員』は貴方たちを矯正絶頂施設に収容し、子宮・卵巣への直接通電及びエストロゲン・プロゲステロン大量投与により、強制的に生理状態を励起する。 ただし副作用として『子宮内壁に激痛』が走り、『子宮口括約筋の麻痺』『生殖機能の停止』『子宮頚部に裂傷』などが高確率で生じる。 副作用を避けたい場合、選択肢は2つある。 1つ目は『自ら保健所を訪れ【性周期調整薬】の希釈液を飲んで自身を生理に誘導する』ことで、ハンターに捕まらずに『保健所』の門をくぐることが出来れば、薬品による性周期調整を認める。 2つ目は『ハンターに捕まることなく本日14時までの6時間、生理が訪れないまま逃げ切る』ことで、この場合は次の性周期調整期間に改めて生理が来れば問題ない』 

 『ハンター』――語感からして不穏な単語。 長女が、騎兵から告げられた『30分後』のことを話す。 時計を見ると、現在7時半だから、8時スタートになるだろう。 【ハンター】に捕まれば、良くは分からないけれど、副作用込みで強制的に生理にされる。 ならば4人は、【ハンター】から逃げ回る道を選ぶべきか、それとも自分から『保健所』へ行って生理になるか、2つに1つ。 相談がまとまらない――というか母親がグズグズ決断をしぶる――中、長女が業を煮やした。 『どっちみち生理になるんだから、遅いか早いかの違いでしょっ。 逃げられっこないんだから、うちは保健所にいくからねっ』 地図で最寄りの保健所を確認し、着の身着のまま家を飛び出す長女。 時計の針は7時50分を指す。 長女が去り、ようやく母親も決断する。 時計の針が8時になると同時に家を出よう――2階や浴室の戸締りをし、8時に備える。 

 と、外の様子を伺っていた3女が『大変! お家が囲まれてるよ!』、と注進した。 大仰なサングラスをつけた裸馬が4頭、規則正しく足踏みしながら家の周りをグルグル『並足』で回っている。 明らかに異質なサングラス姿に、母娘は『あれが【ハンター】だ』と直感した。 このままでは家を出てもすぐに捕まってしまう――逡巡する間に時計が無情に8時を告げる。 それまでグルグル巡回するだけだった【ハンター】が一斉に止まり、『駈足』で玄関にやってきて、母娘は逃げるタイミングを失ってしまった。 緊迫した……ようでいて、どこか間の抜けたBGMが流れる。 

有体にいえば、所詮捕まったとしても『強制生理』なだけであり、軍の科学力をもってすれば『副作用』の確率など限りなくゼロだ。 更にいえば『生理現象』は個人差が大きく、一度性周期が定まれば問題ないので、どうしたって薬品コントロールによる最初の生理は『一発でドン』といくわけがない。 今回の施行に関して、情状を酌量すべきケースはたくさんある。 そんなケースに一々重いペナルティを課していては、取り締まる側の負担ばかりが大きくなるわけで、軍当局は『生理』について比較的大らかな態度で臨まざるを得ない。 『2ch』の番組だからといって、何の根拠もなく不条理に徹するものばかりでは決してないのだ。 要するに『自分たちに生理がこない』からといって、実は左程ビクビクする必要もないのだが……事情を知らない母娘は、近づいてくる【ハンター】をドアの隙間から確認してしまい顔面蒼白になっていた。

やがて、母親が意を決したように二言三言呟き、娘2人をクローゼットに隠した。 敢えて玄関にはカギをかけず、二階に退避する母親。 サングラスをつけた裸馬が玄関を開けると、母親が2階で大声をあげた。 4頭の裸馬は一斉に2階を目指す。 その隙をついて、次女と三女は玄関から逃走した。 母親が囮になって娘を逃がす……麗しい家族愛の一コマといえよう。 

 その後、母親は裸馬たちに組み敷かれた。 裸馬は、手の使用が禁じられており、身体ごとのしかかって噛みつくことで確保する。 4人がかりで噛みつかれれば、あっという間に服はボロボロだ。 のしかかって抵抗する気力をうばったところで、ウマたち同様に母親は全裸にされてしまった。 続いて裸馬たちは母親の持ち物を舐め啜り、経血がないことを確認する。 そこへ騎兵がやってきて、母親を後手縛りに戒めてから、すっぽりと貫頭衣を被せた。 こうなってはもはや抵抗は不可能だ。 母親は上半身に袋をかぶせられた格好で、無血の持ち物を衆目に晒されたまま、騎兵によって保健所へと連行された。 

 長女はといえば、裸馬が本格的に捕まえにくる前に行動を開始したため、悠々保健所に辿り着く。 けれど保健所職員は、長女に『生理調整薬』の提供を拒否。 なぜなら到着が早過ぎたためで、騎兵が指定した時刻以前に行動を開始した者は、ルール違反で失格扱いになる。 長女は『そんなルール知らされてない』と窓口でごねたが、喚いている間にやってきた裸馬と騎兵によって母親同様確保された。



人類ポニーガール化計画の最初へ 人類ポニーガール化計画 77 人類ポニーガール化計画 79 人類ポニーガール化計画の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前