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Girl Meets Devil
【コメディ 恋愛小説】

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Girl Meets Devil 〜そのY〜-3

「明希も雅紀くんも飲み過ぎだよ…」

ちょっと結衣、今アイツ等に絡むと危険だよ!

「むぅ、結衣……全く飲んでないよね?」
「えっ…あ、あたしは飲めないから……」
「飲めないと思うから飲めないんだよ!!」
「ひぃ…あ、明希…やめっ…いやぁ……やめてぇえ!!」

あっ…捕まった。
今、酔った明希に押さえ込まれ無理やりチューハイを飲まされてる。

「うう!……ふぇ……」

あっ…倒れた。
どうしよう、大丈夫かな?でも、前も飲んで倒れたけど大丈夫だったからまあいいや。

それよりも私に飛び火する前に逃げないと…

「…ん?ふっふっふっ……あ〜か〜ねぇ〜♪ど〜こに行くのかなぁ?」
「あ、明希…ちょっと…片付けに……」
「行かせるかぁ!」
「うわぁあ!」

疾風の如く私の背後に回り込み、羽飼締めにする!

「ねぇ恭夜く〜ん、知ってる?」
「うひゃっ…ち、ちょっと……あっ…ふあっ…やめ……てよ…あうっ……」

明希がいきなり私の胸を触ってきた!


「あっ……何…するの…」
「いいじゃん!読者サービスだよ、読者サービス♪」

何だよそれぇ〜…あふっ…

「茜はね、こう見えて以外に胸有るんだよ〜…って知ってるか。毎日よろしくやってるんだもんね♪」
「…よっ…よろしくって……明希、親父化してるよぉ……」
「うるさい♪お前も飲め!雅紀伍長♪」
「イエッサー!西村大尉、チューハイでしょうか?ビールでしょうか?」
「ビールで♪」
「サー、イエッサー!!」


そう言って、ビールを持ってくる。
やばい…前に恭夜に血をあげたときにかなりの失態をしたから、酒は飲まないって誓ったのにぃ…

「やめて、ビールはマジで洒落にならないからぁ!」
「いいから、飲めぇ!コノヤロー♪」


問答無用でビールを飲まされる。口の中に辛い様な、苦い様な味が広がっていく…

ゴクリ……


飲んじゃったあ…
ああ…身体が熱い……
…でも、この前よりは意識がはっきりしてる……
もしかすると、私お酒飲めるようになった?

「茜…だ、大丈夫か?」

ん?恭夜…全然へーきだよ。
こうやって恭夜もちゃんと見えるし…

あれぇ…恭夜…いつの間に三人になったの?
あれぇ…あきもさんにんだぁ。
なんかぼーっとするけど、でもらいじょーぶ。


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