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Girl Meets Devil
【コメディ 恋愛小説】

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Girl Meets Devil 〜そのY〜-2

「茜ぇ…いつも恭夜君とは二人っきりで、どんなことしてるのかなぁ?今日は全部聞かせてもらうよ♪」
「うぅ……」
「と、とにかく早く行きましょうか?」

な、ナイスフォロー…
…やっぱり結衣はいい奴だ!私は結衣の恋を応援してるよ!



「えー、遂に茜と恭夜の愛の巣に到着しましたあ〜!果たしてこの家で人目を忍んでどんなエロ…もとい、愛にまみれた生活を送っているのかあ〜!」

家に着いて、明希のテンションがさらに3割増し……

「でわでわ、お邪魔しま〜っす!」
「いらっしゃい……」



「うわぁ…凄い料理!神ちゃんやる〜♪」
「あ、あたしより上手です……」
「いいなぁ…茜。こんな料理上手な彼氏がいて♪」
「………」

各自、それぞれの反応を見せる。
正直、私も驚いた…
…まさか、恭夜がここまでやるとは思わなかったから………

食卓テーブルの上には、和食・洋食・中華・イタリアン…etc.
挙句の果てにはデザートまで……

お前、本当に悪魔か……
どっかの有名店のシェフとかじゃないよね……

「おかえり。ついつい、張り切ってしまった。」
「張り切り過ぎだぁ!こんな量食べきれるかぁー!」
「大丈夫じゃないか?山辺がいるんだし。」

そう言って結衣に視線を移す。

「うわぁ…おいしそうです♪」

実を言うと結衣はかなりの腹ぺこキャラでもある。
小柄な体なのにいつもびっくりするくらいの量を食べる。そのくせ、太らない。全く羨ましい限りである。
応援するのやめようかな………


「時間は7時半か。時間もいい頃だから食べるか。」
「じゃ、じゃあいただきまぁす!…どれから食べよう♪」

結衣はご飯を前にして満面の笑みだ。おいおい、雅人が放ったらかしだよ……

このままだと結衣に全て食べられそうだったので私達も急いで食べ始める。

「「「「「いただきます。」」」」」





「ねえねえ、茜と恭夜君はどこまでいっちゃったのさぁ?」
「そうだよぉ。神ちゃん毎日柊にどんなエロいことしてんのさぁ♪」

時刻は10時…
食事も済んで結衣と雅紀は酒が入り、絶好調だ……

「………」

雅人は二人と同じくらい飲んでるのに、全く酔ってない(ように見える)。


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