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人類ポニーガール化計画
【調教 官能小説】

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第10話『テラス・ホース』-2

 最後は対象者全員が一列に並び、近寄ってきた騎兵に股間の装具を弄られる。 股間をまさぐられるうちに、何人かが『おまんこーっ』と叫んで首輪を光らせた。 確か首輪が光るのはオナニーでイク時だ。 つまり、対象者にとって、騎兵にイカされるのがテストらしい。 首輪が光ったものは、騎兵に鞭でおっぱいを打たれる。 大声で『おまんこーっ』と嘶いてから、装具をつけたまま退場した。 全裸でないということは、おそらく合格なんだろう。 そういえば以前言った『軍馬体験施設』のパネルに『軍馬にとって騎兵の愛撫は最高のご褒美であり、愛撫された場合、軍馬はすぐに絶頂して感謝の気持ちを示す。 絶頂するのが早ければ早いほど、軍馬の忠誠度が評価される』みたいなことが書いてあった。 ということは、さしずめ騎兵に素早くオナらされた者から順に、軍馬候補に合格する流れだろうか。 2次選考のうち装具を解かれずに残ったものは、全体の半分にも満たなかった。

 せっかくの休日なので、家に帰ってゆっくりしようと思ったら、お姉ちゃんが『2ch』をつけている。 ドラマ風の番組だったから、ついついあたしも見てしまった。 でも、見ない方がよかったかな……あんまりオマンコオマンコしてはいなかったけれど、後味が悪い番組だ。 相変わらず軍馬がカッコよくて、あたし達が軍馬にけちょんけちょんにされる流れなのが嫌になる。 そりゃあ、軍馬さんはスタイルもいいし、美人だし、頭もいいし、運動能力も物凄い。 それは『2ch』や街の様子で十二分に分かってる。 それでもあたし達が軍馬に負ける様子をジーっと見てると、やっぱり哀しいし、ちょっぴり悔しい。 あたしも軍馬になれば、あんな風にカッコよくて、強くて、逞しい大人になれるんだろうか。 大人になって軍馬にボコボコにされるくらいなら、いっそ軍馬になった方が、気持ちよく生きれそうな気もする。 いや、あたしは軍馬になんて当然なりたくないんだけど……でも、軍馬がカッコいいと思う気持ちも嘘じゃないわけで……ああ、人間ってややこしい。 ややこしすぎるから、考えるのは、もうお終い。

 明日からは10月だ。 気分一新、きっと今月より良い事がある。 マーフィーの法則が言う通りで、『心配するな、明日は今日より嫌な日になる』、だっけ……あれっ、これだと逆の意味になるような……まぁいいや。 疲れたからもう寝ます。 おやすみなさい、あたし〜。

 



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