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恋のMEMORY
【少年/少女 恋愛小説】

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素敵な初詣-2

「……………っ!!かぁわいいっ!💛」

全勢力お腹一杯に可愛い…何て褒められる男子の僕。目をキラキラと輝かせ瞬き一つせず大目玉で釘付けに、僕の着物姿を見つめる。

少し時間は掛かったけど家に歩いて戻り、母に着物が無いか駄目元で聞いてみた、すると意外な事に丁度良い黒のクールな着物があったらしく、どうやら母の知り合いが余ったので一応貰ったそうで。

「どーせアンタ着ないだろうと思って寂しく埃に被ってたけど、良かったわ。」

最初は気乗りしなかったけどここまで喜んでくれたなら悪い気がしない、彼女が普段ワクワクしながらファッションを楽しんでいるのもこういう気分なのだろうか。

少しスースーするけど気分が普段と違って良いな。

「ありがとう、お母さん。」
「どういてまして、行ってらっしゃい。」


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