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SM学園・行事幕間
【学園物 官能小説】

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第23話 研修、女体盛り-3

「最後の5人で調理用具を作ります。 自作の調理器具のみ使えるということなので、必要最低限は室外で作っておいて持ち込めばいいと思います。 必要最低限のみ用意するとして、私が思いつくのは……盛りつけるお皿が5枚、すり鉢代わりの石、擂粉木、お鍋は……ムリですよね。 包丁は……石を割った断面か、尖った貝殻で代用すればいいんじゃないでしょうか。 あとは、焼き魚を作るなら串を、食事用のお箸と併せて木切れから作る……とか、ザッと思いつくのはこのくらいです。 後は必要に応じて追加して、なるべくあるもので間に合わせて頑張れば、色々見えてくると思います。 以上です。 差し出がましい点、至らない点はご容赦ください」

「宜しくてよ」

 深々とお辞儀する【2番】に対し、鷹揚に頷く指導員。 

「どうですか? 参考になりました?」

 すっかり静かになった専門生たちに水を向けると、ほぼ全員が頷いている。 

「そう、よかったわねぇ。 じゃあ、いまから行動に移れっていったら、できそう?」

 今度は一転、モジモジしている。 経験不足な専門生たちには、まだ解決されていない疑問がいくつもあった。 指導員には、自分の生徒がどこを疑問に思っているか見当がつく。 もしも学園であれば、確実に黙って突き放すところだ。 ただ、ここにいるのが研修中の専門生という点を考慮すれば、現状やむを得ない部分もある。 それに、ついさっき助言を与えておいて、ここで放置にシフトすれば一貫性が欠けてしまう。 束の間逡巡したものの、

「……せっかくです。 ええっと、真ん中の貴方。 さきほどの意見に加えて、どんな風に『備品』を活用すればいいかについて、私見を聞かせなさい。 宜しくどうぞ」

 続いて指導員が促したのは、備品の少女自身に自分の身体の活用法を提案させるものだった。 当てられた【22番】は、【2番】と違って躊躇わない。 はい、と短く返答してから、淡々と意見を口にする。 

「失礼します。 先ほど【2番】が述べた方法に準拠して、私達の活用方法を提案します。 1つ。 火起こし器として活用します」

 背筋をシャンと伸ばし、声を詰まらせることもなく、堂々とした態度といえよう。

「火起こし器を股座(またぐら)に挟み、両足で前後させながら火を起こします。 着火剤は陰毛の産毛および頭髪を用います。 火種の追加と種火の拡大用に松脂(まつやに)を用意して、足が届く範囲、例えば臍に詰めておけば、種火を足で摘まんで動かすことで、下半身のみで火を起こせます。 もし太陽光で光を起こせるなら、股座に着火剤を詰めて、両足の指でレンズを固定するやり方で同様に火を起こせるでしょう。 種火の移動が遅れてしまうと、多少おまんこが焦げるちゃうかもしれませんが――」

 そこで僅かに逡巡するも、

「――許容範囲です」

 キッパリと言い切る【22番】。 学園で鍛えられた少女たちにとって、治癒が見込める火傷の類は、受け入れ可能な範疇(はんちゅう)にある。

「2つ。 皮むき器として活用します。 調理は室内で、また手を使わずにとあります。 採集した食材を捌く、或は皮をむく時、作成した調理用具を股座にセットし、腰を前後させて皮を剝きます。 ただ、そのためには事前に用途を想定した調理用具が必要です。 具体的には、石刃を取りつけた道具のどこかに、おまんこに挿入するための突起をつけなくてはいけません。 なお、上手に作れなかった時は、調理器具を口に咥えて使うことも条件に反しないと思います。 でも、理想はオマンコで皮を剝くことと考えます。 どちらにしても、普通に手で扱う道具じゃありませんから、道具を作る際は使用方法まで考慮してください。 3つ。 すり鉢として活用します。 おまんこに食材を詰めてから、擂粉木(すりこぎ)を挿入して、マスターベーションの要領で抽送します。 その際に――」

 滔滔と論じる【22番】の言葉だけが、静まり返った教室に跳ね返る。 【2番】の話の時よりも、より一層目をパチクリさせる専門生を尻眼に、【22番】は『刷毛』(恥丘越しに調味料を塗る、或は尿道に調味料を詰めておいて添加する)、『菜箸』(細長い棒を肛門と尿道に挿入してからかき混ぜる)、『急須』(膀胱に飲料をつめておいてからサーブする)、『果物搾り器』(肛門で圧搾する)――といった用途を次々に提案した。




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