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SM学園・行事幕間
【学園物 官能小説】

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第21話 研修、ウミホタル鑑賞-2

 さて、夜間研修には、ウミホタル以外にもいくつか施設が提供するメニューがいくつも存在する。 浜辺で『闘拳クラブ』の部員が取り組んだ『キャンプファイヤー』もメニューの1つだ。 【29番】たちが静かで冷たい光に包まれている頃、200メートルほど離れた浜辺では、煌々と燃え盛る炎を囲んで、賑やかな嬌声が響いていた。

 炎の傍では数人ずつがグループをつくり、順番にスタンツを披露していた。 あるグループはベリーダンスを、また別のグループは創作ダンスを、他のグループは三々七拍子を、という
具合だ。 配属された学園の生徒たち3名は『備品』として炎の傍らに控え、火が絶えないように薪をくべる。 3人はそれぞれ、右手と右足首、左手と左足首を革バンドで繋がれていて、見様によっては馬跳びの『馬』のような恰好だ。 お腹がカンカンに膨らんでいて、肛門から滴が垂れていることからも、腸に大量の薬液が浣腸されていることが分かる。 少女たちに浣腸されているのは、低沸点かつ可燃性の液化ガスだ。 既に気化は始まっていて、お腹の膨らみの大部分は、気体になった可燃性ガスだった。

 少女たちは薪の山から1本ずつお尻で挟んで持ち上げて、足首を掴んだ姿勢のまま薪に跨る。 股を擦りつけて肛門から垂れた液体を薪に塗してから再度尻の谷間で挟み、三角に組んだキャンプファイヤーの上へと差し込もうとする。 ただ、お尻を炎の先端が舐めるくらいに近づけるも、生身の肌を近づけるには限界があった。 そこで腸内のガスの出番である。 暑さに耐えられる限界まで薪を近づけ、最後は両手でお尻を拡げる。 そうやって薪を離しざまに、ブヒュッ、溜まったガスを放屁の要領で解放するのだ。 ガスの勢いに薪が押され、キャンプファイアーの木組みに刺さった。 またガス自体が可燃性なため、放屁のたびに高々と炎が燃え上がって見栄えがいい。 薪にもすぐに熱が浸透するし、キャンプファイヤーを耐えさせぬ工夫として一石二鳥だ。

 もちろん『備品』として取り組む少女の苦痛は度外視されていた。 液体が気体に変化すれば、その膨張率は軽く1万倍に達することもあり、お腹の圧迫は抜群だ。 しかも沸点が低いため、体内に挿入された液化ガスは体温でも十分に蒸発し、次々に新たなガスが湧いてくる。 ただでさえパンパンに張ったお腹だが――蒸発熱で冷やされるため、張りつめ続けるわけにはいかない。 腸は蠕動しようと収縮するが、気体による圧迫で自然な運動は阻害される。 結果として腹部は、カンカンに張りつめながらも、同時にギュッと縮もうとするという、二律背反の中で苛まれるのだった。 また、放屁したガスは引火性なため、全力で放たなければ肌まで炎がやってくる。 全力で放つとなると、肛門は全開せざるを得ない。 ところが全開した肛門を締めるには時間がかかり、締めて閉じるのが間に合わなければ迫る炎が腸内に引火することになる。

 ……もちろん腸内には十分な酸素がないため、お腹ごと爆発するような大惨事には至らない。 せいぜい肛門の裏を火傷する程度だ。 けれど、少女たちに事態の推移を予見する術はなく、教えられることもなかった。 キャンプファイアーに用いられる少女たちは、ただただ必死に肛門を開閉し、薪をちゃんとくべられるように、また胎内が引火しないように、お腹の激痛に耐えながら、激しい放屁を繰り返した。



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