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SM学園・行事幕間
【学園物 官能小説】

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第19話 研修、夕べのつどい-1

〜 海合宿 ・ 夕べのつどい 〜



 アワジの研修施設は広い。 収容できる最大人数は400人に達し、現在はおよそ半分の200名が使用している。 これだけ多人数だと団体同士の連携が取れなくなる。 団体同士が互いの存在を認知するためにも、全団体が一堂に会する場が必要で、それが朝夕の『集会(つどい)』だ。 施設の長が主催する『つどい』には、原則として、全団体の全構成員が参加することが義務づけられている。 燦々と照りつけた太陽に陰りが見え始めた16:55、各団体がちらほらと『夕べのつどい』が開かれる中庭に集まってきた。

 広場の中央にある国旗掲揚台を取り巻くように、『学園』の生徒が第4姿勢――まんぐり返し――で並んでいた。 もちあげたオマンコには各団体の校旗、社旗、部旗が刺さっていて、例えば【2番】には『調理Z11』と記された小旗がはためいている。 その隣では【9番】のオマンコに『闘拳Y8』の旗が、さらに隣では【6番】の股間に『添乗H2』の徽章が靡いている、といった具合だ。 旗をオマンコで持ち上げる少女の後ろに、団体の構成員が1列縦隊に並ぶ。 どの団体も人数は20人前後のようで、例えば調理専門学校はエプロンを、闘拳クラブのメンバーはグローブを、添乗員養成所の生徒はレースの手袋をつけているように、それぞれの団体を象徴する装身具をつけている。 基本的には全裸だが、何か1つ身につけているだけで、完全な裸とは随分印象が違ってみえるから不思議である。

 施設長の号令に合わせ、指導員も含め、全員が一斉に起立する。 そのまま各団体はオーソドックスな『やすめ』の体勢をとり、備品を勤める学園の生徒は(旗を咥えている生徒以外は)第3姿勢で股を拡げて腰を落とした。

「みなさん、こんばんは」

「「こんばんは」」

 ほとんど全裸の参加者だが、特に気にする様子もなく、素直な挨拶をかえす。

「本日の研修お疲れさまでしか。 この『夕べのつどい』は団体同士の交流の場でもあり、諸注意を連絡する場でもあります。 新しく参加した団体はありませんから、各団体の代表1名、前にでて本日の活動を総括してください。 なお、みなさん自身の研修であることは元より、この研修は『学園生徒』の『備品研修』も兼ねています。 『備品』をどう活用したかについても、一言二言、言及を宜しくお願いしますね。 では代表の方、どうぞこちらに」

 『夕べのつどい』の流れは熟知しているらしく、すぐに団体から1名ずつ参加者が集まる。 施設長と小声でやり取りをかわすと、『闘拳クラブ』の代表――おそらく大学の学生クラブだろうか、年齢的には20代前半に見える――が最初にマイクをとった。

「こんにちは。 狭域闘拳遊戯会の【C・UUZY11番】です。 研修2日目の本日より『備品』を使用してスパーリングの練習に入りました。 早朝は砂浜をジョギングし、汗を流しました。 朝食後は基礎トレーニングの一貫として、『備品』を天井に取り付け、2つのおっぱいを『パンチングボール』にしました。 おっぱいが直ぐ紫色になるので、力加減が大変でした。 昼食後は『備品』を『サンドバッグ』にして、ワンツー、コンビネーションの打ちこみをしました。 ボディブロー中心になるため、何度もお腹を押さえて蹲(うずくま)ります。 その度に立たせて打ちなおしたので、パンチのリズムは悪かったですが、いい手ごたえを感じました。 夕食後はキックの練習をします。 『備品』のおケツを使用し、ローキック、ミドルキックのタイミングと感触を確かめたいと思います。 あと2日と短い期間ではありますが、どうぞよろしくお願いします」

 ペコリ、お辞儀する女性。 パチパチパチ、まばらな拍手が湧く。 
 


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