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美紀子
【熟女/人妻 官能小説】

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探る-2

 我に返った武史は、美紀子の股間の薄い翳りに眼を移し、じっと見つめていた。
 武史との交わりで陰唇に近い陰毛の毛先には、精液とも蜜液ともつかぬ白っぽいものがこびりついていた。
 武史は濡れたタオルで陰毛の汚れを拭き取った。
「さあ、まずは、奥さんの香りからだ。……ふふふ、いただくぜ!」
 次に、下腹部に顔を寄せ、乾きかけた陰毛の中に顔を埋めてみた。
「ああっ、いやぁ、……やめてぇ、そんなこと」
 陰毛は冷たかったが、しっとりとして柔らかかった。
 そして、茂みの中に鼻を突っ込んで思い切り息を吸ってみた。
 かすかな酸っぱい香りの尿臭がする。
(柔らかい……ううん、……でも、ほどよい硬さだ)
 頬に陰毛を擦り付け、顔全体で陰毛の感触を味わっている。
 そして、口に陰毛を含み唇と歯で味わった。とくに味は感じなかった。
「いやぁ……」
 陰毛を唇で挟みながら、顔を開いた陰唇の方に移動していった。
「あぁぁ……」
 陰唇に残っている蜜液をすすった。
 それから陰唇をしゃぶり、唇で食むようにくわえた。まるでゴムのような弾力のある感触だった。そして、仄かなチーズ臭がした。
 今度は唇をゆっくりと美紀子の尖りに戻していった。
 そして武史は自分の唇を尖らせ、啄むように柔らかな尖りを吸った。微かな塩味がした。
「うううん」
 はっきりと美紀子が呻く声が聞こえてきた。
 しかし、かまわず包皮を舌先で捲り、赤くなった尖りに向かって武史の唇が吸い付いた。
 尖りの先端を唇で挟んだ。唇で挟んだまま,グイッと引っ張った。
「ああっ」
 瞬間的にギュッと蜜壺の口と肛門が音を立てて窄まった。
 一方、美紀子の尖りは引っ張ってもほとんど伸びなかったが、美紀子にとっては強力な刺激だったようだ。少しずつだが尖りが硬く膨らんできたような感じがする。
 窄まりと弛緩を不規則に繰り返すうちに、肉壺から武史の精液が少しずつ流れ出てきている。
「ああっ、……いやぁ」
 武史は口に尖り全体を含んで舌で転がしている。硬くなってきた尖りを舌の根で左右に揺すったり、舌先でつつくような刺激を与えた。
「うううぅぅぅ……ああぁぁぁ……ああっ、やんっ……」
 そして尖りを甘噛みしたのだ。いつのまにか尖りの竿の部分までが硬くなっていた。指で触ると左右に分かれる根の奥までがコチコチだった。
 武史は尖りを何度も何度も甘噛みしたので、陰唇も武史の顔も唾でベトベトになってしまった。

「さあ、これから縦に並んでいる奥さんの三つの穴を、順番に味わってやる」 
 蜜液と溢れ出た精液と唾液でベチョベチョにふやけた陰裂の内側を、タオルで乱暴に拭った。
 好奇の眼で、畳に片膝をつき、改めて陰唇の両側に手を添え、左右に大きくグイッと開いた。
 ピンクの秘肉が露わになった。
「ううっ……ああっ」
 そして、美紀子の大きくなりかけている尖りの下にあるひしゃげた尿道口を見つけ、そこに人差し指の先を押し込んだ。
「いっ、痛ぁい」
 秘肉が凹むだけで指先は全く入らなかった。
「さすがにここは俺のモノでは味わえないな」
そして口を尿道口に近づけ、舌先を伸ばした。
 尿道口を舌先で鋭く啄いた。舌の先がひしゃげた尿道口に楔のように突き刺さる。むず痒いような、痛いような感覚が美紀子を襲う。
 次いでゆっくりと舌を左右に動かして舐るように連続的に擦る。
「ひいぃ……」
 くすぐったい感覚が、擦れる痛みに変わっていく。
 武史の舌の筋肉が疲れてきて上手く動かなくなってきた。しかし、美紀子は次第に尿道を包む括約筋が弛んでいったのだ。
「やめてぇ……いやぁ」
 そして、最後は強烈に吸ってみた。
「いやあぁ……出ちゃうぅ」
 突然の吸引に括約筋が対応しきれずに、僅かに滲み出たのか武史の口の中に暖かい液体がジュンと沸いてきた。それとともに口全体に苦塩味が拡がった。鼻には独特の尿臭が充満した。
「奥さんのオシッコは良い風味だ。……今はチョロッと出たんだけれど、かなり溜まっているんだね。……ねぇ、出させてあげようか」
「やめて!……そんなの、出ないわよ」
「そうかな?」

 美紀子から離れた武史は、先ほどまで美紀子の両手を括っていたズボンのベルトを手にした。
 近づいてくる武史を見て、美紀子は恐怖に眼を引きつらせた。
「ひぃっ、痛っ……」
 武史は、ベルトを緩やかなカーブを描く女の丘に向けて振り下ろした。 
「どうだ?」
「やぁ、……痛いっ」
 次に下腹部から、顔を覗かせて震えている美紀子の尖りを目がけて打ちおろした。
「ぐえっ!」
 疼くような痛みに、腹の底から絞り出すような声を漏らし、ピリピリッと激しい痙攣を起こした。
 すると、秘裂の中心にうす黄色の水が湧き出てきた。と同時に、湯気をたてながら小さな噴水となって、畳の上を濡らしていった。
「おおっ!」
 思わず武史は声を上げて、見入っている。
 一度堰をきってしまうと奔流は、美紀子の意志ではどうすることもできなかった。
 小さな噴水はやがて大きな放物線となり、ダダダッと大きな音を立てて畳を打ち続けている。
「すごいっ!」
 武史は目の前で起きている出来事に興奮していた。股間がカチカチになっていた。
 やがて放物線を描いた弧が、徐々に小さくなり、やがて、タラタラと尻の谷間から滴り落ちて、奔流は止まった。
 部屋に尿臭が立ちこめている。
「奥さん!……派手に漏らしたね」
 一部始終を見つめていた武史が、我に返った声で言った。





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