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大沢商事の地下室
【SM 官能小説】

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麻里〜エピローグ-1

「いらっしゃいませ、ようこそデニ……あ……」
 「あ……」

 どこのファミレスかは聞いていなかったのだが、早めの夕食を摂ろうと立ち寄ったフ
ァミレスで、ウェイトレスをしてた麻理とばったり会った。
 
「おタバコはお吸いになられますか?」
「ええ、喫煙席をお願い」
「ご案内します、こちらへどうぞ」
 明らかに動揺しているが、マニュアルどおりの対応をする麻理。
「お決まりになりましたら……」
「元気?」
 なるべく早く里子の前から立ち去ろうとする麻理に、里子は話しかける。
「……あ、はい……」
「親元に戻ったって?」
「はい……」
「地道に働いてるのね」
「はい……」
「怖がらなくても良いわ、何もしないわよ」
 里子の微笑みに、ようやく麻理も強ばっていた表情を和らげる。
「私もMから始めたのよ、この世界、だから気持ちはわかるつもりよ、ただね、体を張
らないでお金を稼ごうとする娘は嫌い、ウチのホステスの娘でもね」
「あの頃は確かに……」
「そうね、地道に働いているなら結構なことよ、地道なお仕事は一攫千金とは行かない
けど立派なことよ、頑張ってね」
「ありがとうございます」
「ボンゴレビアンコとミネストローネ、ドリンクバーつきでお願いね」
「はい、ありがとうございます」
「あなた、可愛いわね……あの時もそう思ったけど、今の方がもっと可愛いわ……」


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