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大沢商事の地下室
【SM 官能小説】

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秋子のショー-2

 ゲストも席に着き、大沢が大きな声を上げる。
「里子、ゲストは揃った、頼むよ」
 カーテンの蔭から現れた秋子は薄いピンクの襦袢、ただし帯は与えられておらず、自分で前を合わせながらの登場、首には犬用の真っ赤な首輪が巻かれていて、中山が楽しげにリードを握っている。
 里子はいつものコルセット風ではなく、和風の衣装、と言っても着物ではなく、黒のサテン地に白い襟が着いた、いわば柔道着の上だけ、レザーのパンティは丸見えだ。
「膝を付きなさい」
 里子が命じると、秋子はのろのろと膝を付く。
「あっ」
 待ち構えていたかのように里子が背中を突くと、思わず襦袢の前をあわせていた手を離して床に付いてしまう、すかさず中山が引き回し、立ち上がる隙を与えない。
「あああ……」
 恥ずかしさに顔を真っ赤にしながらも必死で這う秋子、ゲストの周りを廻る内に襦袢はずり落ち尻があらわになってしまう、それを直そうと手を伸ばそうとしてもんどりうって転がってしまう。
「余計なことはしなくていいの」
 里子のバラムチが露わになった明子の内腿を捉える。
「きゃああぁぁぁ」
「早く起き上がらないともう一発よ」
 秋子はあわてて這い出す、もう襦袢の乱れなど構ってはいられない。
 里子はその後ろを付いて周り、時折知りにムチを振り下ろす。
「きゃあぁぁぁ、止めて、ぶたないで」
「あなたに拒否権はないの、よく分らせてあげるわ」
 里子は続けざまにムチを振り下ろす。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
「首輪を掴みなさい」
「え?」
「首が絞まるわ、掴みなさい」
 事情を飲み込めないまま秋子は首輪を掴む、それと同時に中山が秋子を十字架の前まで引っ張って行く。
「うぐぅぅぅぅ……」
 首輪を掴んではいたものの、苦しげな声を上げて引っ張られて行く。
 中山が秋子を立たせると、すかさず里子が右の手首を十字架の枷で巻く、うろたえている秋子の隙を突いて中山も左の手首を同様に枷で巻いてしまう。
 そうなると帯のない襦袢ははだけ放題、肩からぶら下がっているに過ぎない。
「ああああ……」
 絶望的な呻き声を上げて秋子がうな垂れる、中山が汎用責め台を十字架の前に運んで来てそれに座るように命じるが、秋子はそれに座ろうとはしない。
 幸恵が歩み出て秋子に囁きかける。
「言う通りにしたほうがいいですよ」
 突然現れた若い女性の優しい声かけに秋子が顔を上げる。
「座らなければ脚を吊り上げられます、どちらがいいですか?」
「……どっちも……嫌……」
「そうは参りません、座ることをお勧めします」
「だって……また責められる……」
「ええ……でも必ず今までに味わったこともないような歓喜に導いてくれます」
「……どうしてそんなことが言えるの?……」
「ふふふ……経験者ですから……」
 秋子が観念したように台上に座らされた。
「幸恵ちゃん、ありがとう……こういう役目、またお願いするわね」
「ええ、喜んで」
 幸恵はまた壁際に下がって行った。

「お願い……前を合わさせて、これじゃあ……」
 大人しく座らされた秋子だが、幸恵が合わせて行った前が自然にはだけているのを気にしている。
「丸見え?……ふふふ、これで済むと思うの?」
「え……」
 里子と中山が同時に足枷に付けた縄を引き上げ、十字架の横木に固定してしまう、秋子は脚をバンザイしたようになってしまい、秘部をゲストに晒される。
「いやぁぁぁぁぁ!」
「歳の割には綺麗なあそこよ、でももっと良く見てもらいましょうね」
 アンダーへアにシェービングクリームを塗る。
「な……何を……」
「剃るのよ、じっとしてないと傷になるわよ」
「や……止めて……」
「言ったでしょ? あなたに拒否権はないって」
「だめ、止めて、そんなこと……」
「おだまり!」
 里子が往復びんたを食らわせる。
「……ああ……」
 秋子は観念したように大人しくなり、硬く目を閉じたままヘアを剃られて行く。
「さあ、出来たわ、きれいにつるつる、見て」
「見たくない……」
「見るの!」
 また頬を張られるとおずおずと剃られた秘部を見る。
「……あああああ……こんなことを……お願い、見ないで」
「これで隠してあげましょうか?」
「な……何?それは……」
「見たことない? 電動マッサージ器よ、電気屋さんで普通に売ってるわ……もっともこういう使い方をするためのものじゃないけど」
「うあああああああああああああああああああああああ……」
 里子が電マを押し付ける、強烈な振動に秋子は思わず天を仰ぐ。
「気持ちいい?」
「……お、おかしくなりそう……ああああああああああああああ……」
「そうよ、おかしくなるくらい気持ちいいの、さあ、どれ位耐えられるかしら」
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
 既に秋子には答える余裕はない、ひたすら声を上げている。
「案外感度はいいのね、あんまり旦那さんとしてなかったのかな?」
 里子は可笑しげにしゃべりながら電マをこねくり回すようにして押し付け続ける。
「い……逝く……」
「いいのよ、逝っても、尤もそれで止めはしないけど」
「あああああ……逝きたくない……ああああああああああああああああああああ」
「人前で逝くのは恥ずかしい? でもいつまでも我慢出るようなもんじゃなくてよ」
「ああああああ……ああ……」
 秋子の首ががっくりと右に折れる。
「あらあら、嫌がっててもダメね、逝っちゃったわ」
 里子は電マを押し付けたままゲストを振り返る。
「女性の方、どちらか代わっていただけません?」


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