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『とある普通の恋人達』
【女性向け 官能小説】

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『とある普通の恋人達』-1

とある夕暮れ、二人は淳史の部屋でいつものように電気を消して新作のDVDを見ていた。
淳史と明香は25歳の同い年。もう付き合って二年半になる。

淳史は身長170センチの華奢な体型。地毛でも充分茶色く、パーマがかかったような猫っ毛ミディアムのヘアスタイルに、白い綺麗な肌と大きな目、女の子顔負けの長いまつげ(俗に女顔と言われる顔つきらしい)。体質のせいか髭も薄い。
明香は身長158センチでややふっくら体型、こちらはピンクブラウンのカーリーヘアでやはり色白、目がくりっとして低めの鼻、小さい口…といかにも幼な顔。
渋谷の某SelectShopのプレスをしている淳史と、青山のオプティークShopで販売員をしている明香…。
職業柄、服装や髪形が同年代の友人と比べてかなりカジュアルな上に、顔付きが二人共にかなり童顔なため、いまだに大学生カップルだと言っても通用するくらいだ。
見た目こそ若いが、それなりに‘大人どうしの’恋人らしいことを色々としてきた。


あけていた窓から五月の夕暮れの少し冷たい風が吹き、風になびいた明香の髪からシャンプーの甘い匂いがフワッとした。

「あれ…?」

いつも近くにいて、慣れていたはずの明香のシャンプーの甘い香りだったが、心地良い冷たい風と混ざった、そのふとした匂いに淳史は急な衝動を抑え切れない。

ソファーに淳史が寄り掛かり、その淳史の前で明香が淳史に寄り掛かる密着した体制のまま、淳史は明香を後ろから抱きしめた。

「ン!?あっく??」

明香はDVDの物語に引き込まれていた為、突然の淳史の不意な行動に驚いているようだ。(因みにあっく…というのは淳史のあだ名だ。大学時代に仲間から‘あっくん’と呼ばれていたものが月日と共に明香に略されていって「あっく」になった。)

「ねぇ明香…Hしよ…?」そう耳元で囁きながら、淳史は後ろから明香の腋の下を通って前に手を伸ばし、服の上から明香の胸を強めに…だが優しく揉みしだく。
「やんっ!駄目っ!今はDVD見るの!!」
顔を赤らめた明香は淳史の手を払いのけて制御しようとしている。
だが、淳史は利き手の左手で手際良く明香の胸の高さのブラウスのボタンを外し、右手でブラの上の隙間から明香の左の胸をとらえた。

「やぁっ…ん…。あっく…駄目っ!集中して見…れないじゃっ…!」
「いいじゃん。また後で途中から見ようよ。俺も今はもう集中して見れないもん。」
淳史が八重歯をチラリと見せ悪戯な笑みを浮かべる。

柔らかく白い豊満なその胸に、愛おしい淳史の暖かな手を感じ、明香の固くなった乳首は、その存在を誇張している。

「んンっ…あぁ…ン…ッいやぁんッ…い…やぁっ」
「ほら、明香だって気持ち良さそうだけどな…。」
淳史は後ろから明香のブラウスのボタンを全て外していき、明香の首筋に唇を這わせながら、固くなった乳首を、コリコリと弄ぶ。
「あンっもうぅ…あっ…くのバ…カぁ…ッんんッ」


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