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バレーボール部物語
【学園物 官能小説】

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編入生挨拶-5

 髪型は刈り上げ、私服は紺と灰色以外厳禁、髪留めと靴下も紺。 下着は白と決まっています。 一色に統一した無地のみ許されていて、不純な心を戒めるため、という理由でした。 監督は寮長でもありましたから、私達は定期的に監督による部屋のチェックを受けます。 監督の前に下着を並べるのは、慣れるまでは恥ずかしかったです。 監督はあくまでも選手管理の一環として、仕事でチェックしてくださるわけですから、恥ずかしい道理はないんですけど……やっぱりシミが残った下着を見られたあとは、監督を正視できませんでした。 一度だけワンポイント付の下着を、帰省した実家から穿いて帰ったことがありました。 小さなリボンのワンポイントで、これくらいならいいかな、と勝手な判断をしたことが悔やまれます。 飾りがついた下着を見つけたとき、監督は烈火のごとくお怒りになりました。 当然です。 一生懸命公私ともに指導している部員が、公然と監督の言付を無視したのですから、許されるわけがありません。 よく覚えていないのですが、性根から洗い直すということで、しこたまビンタされたあと、私は全裸になって電気洗濯機に自分から入らされました。 私が入った上から件(くだん)の下着を放り込むと、監督がスイッチを入れて、水が流れてきます。 そのまま本当に、まるで洋服であるかのように、私は洗濯機の中で洗われました。 叫んでも暴れてもどうにもならないのは分かっていたので、泣きながら洗濯機の中で膝を抱えて、何度も溺れながら監督が許してくれるのを待ち続けました。 結局10分ほどで出してくれたのですが、私の人生の中で一番長い10分間です。 そのあと私は反省の印として髪の毛を全部剃り、すべての下着を監督に提出し、一か月ノーパンツで過ごしました。 毛が見えてみっともないと注意されたので、陰毛はすべて処理しました。 一番つらかったのはナプキンしか使わせてもらえなかったことです。 パンツをはいていないので、どうてもナプキンが縒れてしまし、つきのものが零れるんです。 その都度用意したハンカチで拭くんですが、酷いときは拭くそばから汚してしまって、もう練習になりません。 結局その日はずっと体育館を拭くだけでした。 私は恥ずかしくて死にたいくらいなのに、同期からすると私だけ練習をサボっているように見えるらしく、色々陰口を言われたのも辛かったです。 そんな時、監督だけが『エリカはしっかり反省をしてるんだから、今はこれで許してやれ』と庇ってくれて、涙が出るくらい嬉しかったのを覚えています。



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