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バレーボール部物語
【学園物 官能小説】

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編入生挨拶-3

 練習は厳しくて、一日に『朝練』『昼練』『放課後練』『居残り練』『特別練』の5回あります。 朝は6時半から授業が始まる8時半まで、ランニングや基礎トレをします。 昼練は昼休みに(全員早弁しなくちゃいけないので、昼休みは丸々練習です)個人練をします。 放課後練は、放課後に全員揃って試合形式の練習をします。 モーションの確認やセットプレーの打ち合わせのような、練習のメインはこの時間になります。 ただし、監督はこれらの練習にはいらっしゃいません。 部長に指示だけだしてあって、基本的には私達の自主性に任せてくださいます。 時々忘れた頃にいらっしゃって、もし練習メニューが違っていたり、誰か休んでいようものなら即部員全員に呼び出しです。 自分達の怠惰な面を総括し、お言葉でお説教を頂きます。 あとはビンタで躾けていただき、特別練を願い出るのがパターンでした。 居残り練は、居残りといっても原則全員参加でおこなう夕食後の練習です。 だいたい19時から22時まで練習しました。 これは監督がつききりで指導してくれる時間で、通常の練習メニューをしている私達に発破をかけ、努力が足らない部員を随時呼びだして特訓してくれます。 特別レシーブも主にこの時間の指導でした。 特別練は私達がサボったり、試合でミスをしたり、兎に角不甲斐ない様を晒した場合に気持ちを叩きなおすための練習です。 時間に制限はありません。 監督の納得がゆくまで、早い時は深夜1時、遅い時は夜中の3時過ぎまで練習します。 特別練中の監督は竹刀をもっていて、眠そうな顔をしていたりボーッとしていたりすれば、即座にお尻を叩いて下さいました。 酷い時はバレーボールを叩く音よりもお尻を叩く竹刀の音の方が多いくらい、たるんだ私たちを指導してくれました。

 恥ずかしい話ですが、部員の1人が怪我をして、監督が病院に送りに行ったことがあります。 そのまま彼女の自宅まで送るということだったので、怪我をした彼女には悪いと思いつつ、内心で『これで今日の練習はなくなる』と密かに喜んでいました。 普段部活ばっかりですから、成績が下がってしまい、それで私は勉強したかったんです。 他にも同じように思っている子が何人もいて、部長も監督がいらっしゃらないから練習をなしにしてもいいと思ったので、その日は監督の車が遠くに消えたところで解散ということになりました。 ところが、更衣室で着替えて、みんなで寮に帰ろうとした矢先です。 下足棟でバッタリ鉢合わせしたのは、怪訝そうに私達を見下ろす監督でした。 後でわかったことですが、監督の車がその日に限って調子が悪く、養護の先生が代わりに送迎をかってでてくれてたんです。 もう、何も言い訳はできません。 帰宅する特進コースの生徒が物珍しそうに眺める横で、烈火のごとく怒った監督から、今までにないくらい強いビンタを何発も何発もいただきました。 それから、お前達クズに使わせる体育館などない、お前達に着せるユニフォームなどないということで、制服を脱いだ下着姿でグラウンドの周りを延々と走らされたんです。 間が悪いことに、その日は雨でした。 でも、そんなの関係ありません。 私達はずぶぬれになりながら、野球やサッカーをする男子たちに見られながら、一生懸命走りました。 白い下着ですから、濡れればどうしたって透けてしまいます。 陰毛が濃い子から先に透けてきて、私はたまたま処理した直後で大丈夫でしたが、同級生に見られるのが辛かったですが、走ることで監督の怒りが和らぐなら、こんな安いことはありません。 そのうち乳首も透けてきて、男子たちに口笛を吹かれたり、野次られたりしました。 でも、私たちは監督のお怒りが鎮まってくれること以外念頭になくて、結局3時間以上走り続けたと思います。 夕食の時間を過ぎて、入浴の時間も終わったころに監督が戻ってきて、全員一度ビンタしてくれて、それから寮に戻ることを許してくださいました。



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