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変態学園の日常
【学園物 官能小説】

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第24話 29番日誌24-1

〜 29番の日常 〜



―― 7月○日 雨 ――

 期末試験も終わったところで、学園は短縮授業が始まった。 午前中の4コマだけで、しかも通常授業は一切なし。 総合学習と体育だけで一日が終わるという、勉強が苦手な私的には、とっても気楽な時間割だ。 (逆にいえば、勉強が得意な子にとったら、そうとうしんどい時間割ですよね) 

 生憎の天気だったから、2組が短縮授業最初に受ける体育は、F棟の大教室にある室内プールになった。 それぞれがどれくらい泳げるのか、泳ぐ上での学園ルールはどんなものか。 確認しているうちに時間はあっという間に過ぎた。
 
 水着の代わりに身につけるのは『四本式鼻フック』と『栓付箝口具』の2つだ。 真上に鼻の穴を広げる2本式と違い、4本式は首輪を起点にして、鼻の四隅にひっかけて外側いっぱいに広げるから、痛みもそうだけどすごく広がる。 たかが鼻の穴が拡がって鼻の下が伸ばされただけで、どれだけ美人でも、あっという間に下品で卑しい顔つきになる。 栓付箝口具は、例えるならお風呂の排水溝を口で咥え、さらにチェーン付の栓をされた感じ。 ゴムの香りが口中に溢れるのが苦手だ。 ただ、そこまでイヤかというと、我慢できないレベルじゃない。 縄とかキツキツのレオタードとか、身体を拘束する系のコスチュームより全然マシだ。 どんな変な水着か不安だったけど、この程度でよかった。

 フックと口枷をつけたら、次は身だしなみを整えた。 プールはみんなが使うため、汚れを持ちこんじゃいけないから。 といっても、やったことは『毛抜き』だけ。 出席番号順に偶数奇数(私はいつも通り30番さんと)でペアをつくり、お互いの鼻毛を抜きっこした。 30番さんは短い鼻毛が多かったから、さぞ痛かったと思う。 だけど目を真っ赤にしながら、痛いとか一言も漏らさずに頑張っていた。 一方私といえば……我慢するにはしたけど、鼻毛の量が多すぎて焦った。 というか、こんなに鼻毛だらけだったんだと、改めて驚く。 しかも一本一本が太くて……これからはもう少し鏡をよく見て、毛には注意して慎もうと思う。 きっちり奥の方まで綺麗にしてくれた30番さん、ありがとうございました。 (学園の規則だと、髪以外の体毛を見せるのは原則的に下品ですよね)

 シャワーも幼年学校とは違っていた。 上から水が降ってくる式じゃなくて、下から噴水が水しぶきをあげていて、天井まで届くくらい勢いがある。 口の栓をとってから口の中を洗い、そのまま顔を噴水に突っ込んで鼻の穴や髪を洗う。 最後は噴水を跨いで、手でおまたを拡げながらアナルとおまんこを丁寧に洗った。 噴水は微妙に勢いに強弱があり、水の方向も少しずつ変わる。 だからちゃんと水がおまんこにあたるように、できればクリトリスには直に当たらないように腰をグラインドさせる。 (本音をいうと、ちょっとムラムラしました。 みんなもモジモジしてたから、それなりに気持ちよかったんだと思います。 こんなキツイ勢いでも感じてしまうっていうのは……う〜ん、学園で鍛えられた(?)からだとしても、どうなんでしょうw シャワーオナニーできればいいんだけど、許可なくイクなんてとんでもないから、壁のタイルを数えて気分を紛らわせてました)

 いつも通りプールサイドで『おまんこおっぴろげ体操』をしてから、それぞれ50メートルのタイムを計った。 潜水、バック(背泳ぎ)、ブレ(平泳ぎ)、バッタ(バタフライ)、フリー(クロール)の5種目。 口で息継ぎが出来ないのと、鼻に水がどんどん入ってくるのはしんどかったけれど、以外と泳ぐのに支障はなかった。 如いていえばクイックターンの時に気をつけなくちゃいけないくらい。
 それよりも、驚いたのは、全員潜水が25メートルできたことだ。 しかも10人以上50メートル息継ぎなしで泳いでいた。 学園に入学した時点で賢いことは分かってるし、運動神経がいいのも薄々分かっていたけど、これってすごいコトだと思う。 (かくいう私も、50メートル潜れた組です!)

 次回の水泳は基礎練習だそうだ。 あっという間の2時間だった。

 プールから上がって、シャワーを浴びて(下から噴水するタイプ)、鼻を洗った。 鼻の穴専用の蛇口があって、捻ると両方の鼻の穴にピッタリ当たるように水が噴水する。 蛇口から出る水を鼻の穴で受け止めて、そのまま喉を通して口から出すのが効率的な洗い方だそうだけど……多分、みんな出来てない。 少なくとも私は、半分以上そのまま鼻から出した。 (だって噎せるし、勢い強すぎるし、無理です。 一応頑張ってみましたけど。 怒られなかったってことは、バレてないんでしょうか)

 期末試験前に大掃除をした際、野外プールも清掃した。 25メートルのコースが12コースあって、水深が10メートルもある特大プールだ。 掃除が終わってから水を張り始めたから、もしかするとまだ水が足らないかとも思ったけれど、登校途中に覗いてみたら、かなり水嵩(みずかさ)があがってたし、今日の雨の分なら、そろそろ一杯になる頃合いだと思う。 明日のプールは天気次第じゃ外で泳げるかも。 夏といえばプールって感じで、ちょっぴりワクワクしています。




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