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変態学園の日常
【学園物 官能小説】

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第12話 29番日誌K-2



―― 5月○日 晴れ ――

 一昨日梅雨明け宣言が出て、その通りに快晴が続いていい気持ち。 体育館もいいけれど、私はお日様の下、広々としたグラウンドで思いきり身体を動かす方が性にあってる。 今日は鉄棒の練習ということで、みんな揃って砂場の隣にある鉄棒へ向かった。

 準備体操をしてから、鉄棒の基礎をおさらいした。 膝をかけて両手をだらんと下ろす『こうもり』や、お腹を鉄棒にのせたまま身体をくの字に曲げる『ふとんほし』、膝をかけてから手を交差させて鉄棒を握り、足を外して水平に回転する『ちきゅうまわり』。 どれも幼年学校の低学年で練習した簡単な技だ。 ただ、学園の鉄棒練習は、2kgの錘をおまんこで咥えながら行う。 直立してちょっと気を抜けば、すぐにおまんこから抜け落ちる重さだ。 昔は難なくこなした技だとしても、常におまんこが拡がったままで、しかも落さないよう一生懸命締めつけっぱなしなんだから、簡単になんかいくわけない。 基礎の技を再現するのに、何度も錘を落してしまった。 5発くらい教官に鞭で叩かれたかな……相変わらず手加減なしだった。 (走ったり持ち上げたりするのは得意なんですけど、私、どちらかっていうと不器用だから……鉄棒はもともと苦手なんです) 

 みんながおまんこの錘に慣れてきたところで、おなじみの『逆上がり』『空中前回り(前方支持回転)』『空中逆上がり(後方支持回転)』を練習した。 少しでも気を抜くと、回転する遠心力で錘がスポーンと飛んでっちゃいそうになる。 かといってお股を締めたままだと思うように回転できないから、股関節の筋肉じゃなくて膣自体の締めつけでもって咥えるしかなくて。 錘を落としたり、鞭打たれたり、こっそり鉄棒に股間を押しつけて錘を挿入しなおしたりしながら、『前方抱え込み回転』や『前方ひざ掛け回転』等々、兎に角色んな回転技を練習した。 なお『ひざ掛け』系はどうしてもおまんこが拡がるから、みんな同じタイミングでポロポロ錘をおとしてしまう。 鉄棒の上からポロリと落ちるようすがウンチを漏らしちゃったみたいに見えて、ちょっとだけ面白かった。 まあ、私も他人のことなんていえないけど。 ともあれおまんこを締めつけ過ぎて筋肉痛になりかけたところで、6限目終了のチャイムがなった。 

 10分の休憩を挟んで、おまんこから錘をとってもいいと言われた。 みんなしてホッと一安心、これで楽になる――と思っていたら、鉄棒の〆は超苦手な『グライダー(飛行機とび)』。 『逆上がり』で鉄棒に登り、手で棒を握ったまま両足の裏を鉄棒につけて、後ろに回転する勢いでもって鉄棒の前にジャンプする大技。 しかも単に跳ぶだけじゃない。 飛行機跳びの度に跳んでくる注文の数々。 やれ『M字に足を広げろ』だとか『足の裏だけじゃなくて股間も鉄棒にひっつけろ』だとか、『足は180°開け』『ジャンプ中は顔よりもチツマンコが高くなるようにしろ』『ジャンプ中はアへ顔ダブルピース』『笑顔でジャンプ中におまんこをほじれ』――メチャクチャだ。 そりゃ、言われたらやろうとしますけど、出来るポーズと出来ないポーズがあるっていうかね。 『ジャンプしながら【おっぴろげ!】と叫ぶ』くらいならできる。 でも『ジャンプ中に真上に放尿して、口をあけて飲尿しろ』とか『爪先を伸ばしてジャンプ中に絶頂しろ』とか『ウンチを肛門から覗かせながらジャンプしろ』とか、そんなの誰が出来るかって思います。 実際、私が見た限りじゃ誰も成功してなかったし。

 みんな落下に失敗して砂まみれになりながら、それでも8号教官の指示通りに跳ぼうと頑張っていた。 きっと、8号教官にもそれが伝わったんだろう。 みんな失敗ばっかりだったにも関わらず、飛行機跳びの時は、教官の鞭はいつになく甘かった。 だって、叩かれても痛くなかったし。 一応鞭の度に、『ご指導ありがとうございます!』と叫んだけど、心の中では、こんなの指導だなんて思ってませんから。 みんなも、きっと同じ気持ちだったと思います。 





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