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変態学園の日常
【学園物 官能小説】

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第7話 29番日誌F-3



―― 5月○日 おもいきり晴れ ――


 体育館の中は、ちょっと前まで涼しかったのに、今日はムシムシ、ジメジメして不快指数が高めだった。 準備運動をして、マット運動ようの長マットをしいて、お尻で押さえる。 今日は純粋な運動練習の日。 事前に練習テーマは分かっていた。 『バク転』または『バック転』だ。 空中で後ろ向きにジャンプして、くるっと一回転する大技で、失敗したら怪我は確実。 クリアした順に成績評定をつける、そう8号教官はいっていた。

 最初は全員で『マカコ』という運動をした。 右手をぐるっと回しながら床につき、両足を同時に跳んで、上半身をブリッジのように反らしながら、落ちてくる下半身をしっかり地面に着地させる。 純粋に体のバネがなくちゃできない動きだと思う。 

 小一時間で、みんなそれなりに『マカコ』が出来るようになった。 次は座った姿勢から『バク転』に移る。 斜め後ろにジャンプする感覚と、空中でブリッジする感覚の2つを揃えるのが目的だ。 教官に見て貰いながら、みんな何度も不安げな『座りバク転』を練習した。 

 あとは立って後ろにジャンプするだけ。 ちゃんと勢いよくジャンプすれば、身体が勝手にクルっと回る。 つまり必要なのは後ろに跳ぶ勇気、勢いだ。 でも、分かっていても最初は身体が思い通りに動いてくれなかった。 そんなとき教官が『頭の上にのせた蜜柑をオマンコでキャッチするようにジャンプてみ』っていう、よくわかんないアドバイスを呉れた。 で、私は思いっきりジャンプして――1番最初に成功できた。 今から思えばアドバイスのお蔭かも。 何だか肩の力が抜けて『なるようになれ〜っ』っていう気持ちになったから、スッと自然に回転できた。 みんなが拍手してくれて、成績も1番がもらえて……とっても嬉しかったです。

 こういう技って、1回出来ちゃえば何回でもいける。 8号教官が『手本を見せなさい』っていうたび、みんなに『バク転』をしてみせた。 そのうち『右手でクリトリスをしごきながら』とか『両手で乳首を掴みながら』とか『おっぱいを揉みながら』とか、無茶な注文もされた。 まあ……言われた通りやりましたけどね。 一番変だったのは『笑顔でお尻とオマンコに指を2本ずつ入れながら』で、さすがに冗談でしょって思ったけど、そんなワケもなく……結局私がやらされるハメに。

 無事に跳べたから今更文句はいわないけど、多分、私の笑顔は相当引き攣ってたと思います。



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