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キスの後で…
【女性向け 官能小説】

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男の人とお付き合いするのは初めてだから
何をもって「付き合っている」と言うのが疑問。

私も斎藤先輩も今まで通りサークルに出て
無駄な・・モトイ、楽しい時間を過ごしている。
付き合う(主従関係?)前と変わったのは
サークルの部屋で隣に座ることぐらい。

後はたまに斎藤先輩が思いついたように甘くなる。
そして基本的にいつも意地悪。
皆はこの巧妙な意地悪にはあまり気がついていないらしい。

後は・・・
そう。エッチはする。

「ダイブツちゃん、そう言えば来週成田先輩が来るってよ」
と、思い出したように柳下先輩が教えてくれた。

わぁ。成田先輩久しぶり!
4年生の成田先輩はもうほとんどサークルには出てこないので
本当に久しぶり。
「何?ダイブツちゃん、成田先輩のファン?」
1コ上の男の先輩が聞くから

「成田先輩のファンじゃない女の子なんかいます〜?
里香さんと本当に美男美女ですよね〜」
うっとりと2人を思い出してニヤけた。

皆でそんな話をしていたら話に加わっていなかった斎藤先輩が立ち上がって
「さて、桃花、帰るぞ」
と私の手を引っ張った。

「え?え?」
慌てて散らかしていたお菓子を片付けて
バッグを肩にかけた。




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