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欠ける月々
【悲恋 恋愛小説】

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欠ける月々〜さよならの日々〜-2

♪めちゃくっちゃー…

途中で切って、すぐに携帯を開いた。

馬鹿みたいに動揺してる。

「悠の気になる人って勇太じゃねぇの?ですって」





はぁぁあぁぁ!?意味わからんし!あまりの唐突ぶりに笑いが出た。

なんでそんな思考回路ができるんだろう、あの人…

私、明らかにたつさんが好きです的なこと言ったのになぁ。。



―貴方が、俺が付き合う人はみんな傷つける、と言うのを聞いて

「私が好きになる人はみんなそんなコト言う!」って

言っちゃったのに…―



「それは全力で否定せんと!もぉーたつさんにメールする!」

「いやいや、そんな早まらないで下さいよ」

「だってぇ…」 釈然としない。たつさんにメールがしたい理由もあった。

「ちゃんと俺が言っておきましたよ(笑)それは絶対ないですからって」

「ってゆぅか、なんで気付かないんかねぇ、あいつ」 あいつよばわりかよ。

「自分は最初から除外してるんでしょ」

「なんでよぉ。あたしさぁ、たつさんが『俺は付き合う人を傷つける』って言ってんの聞いて、『あたしが好きな人はみんなそんなこと言う!』って言ったのにさぁ、普通きづくじゃんね」

「それはよっぽど鈍いんでしょうね…」

「ホンマそれじゃわ」

「ってゆうか、たつさんは悠さんと付き合っても上手くいかないと思ってるんでしょ」





…なんで?

あの人が何か言ってたのだろうか。上手くいかないって言ってたんだろうか。

私はあの5月29日すごく楽しかったのに、私だけだったんだろうか。

いろんな思いが頭をよぎる。

視界が暗くなる。世界は凍る。私だけの闇になる。



「なにか、たつさんが言ってた?」

きっと何か言ったのだろうという予測はついていた。

でも、気持ちのどこかで、勇太だけの思い過ごしであってほしかった。

ほしかったのに…


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