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おっぱい搾乳訓練所
【学園物 官能小説】

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40.オナニー面接-1

 Dランク少女にとって、オナニー訓練最終日を控えた『面接』は、実質的な試験といえる。 事故、自己都合、何らかの理由で欠員が出た施設に勤める社会人――主にBランク――が面接官となり、少女たちをリクルートするのだ。 この面接にひっかかれば、少女は晴れてCランク社会人となり、新しい職場の幕が開ける。 一方でどこからも声がかからなければ、以前勤めた施設に再度声がかかるまで務めるしかない。 もちろん待遇はDランクで、つまりは元の木阿弥だ。 ゆえにこの面接は、厳しいオナニーでたくさん恥を掻いた少女たちのみが辿り着ける天国(?)と地獄の分かれ道といえよう。

 『マン子2号』こと『訓練生2号』は、希美に連れられて面接室のドアの前にやってきた。 服装は、慣れ親しんだ完裸ではなく、かつて幼年学校で身につけていた濃紺の制服上下。 上はカッターシャツにジャケット、リボンで胸元を締めている 下はスカートとローファー、濃紺の靴下というオーソドックスな出で立ちだ。 ブラジャー、パンツも勿論着用済みである。 1年近く全裸で過ごしてきただけに、逆に服を着ている方が違和感がある。 平静を保とうとしても、身体の芯が震えているのは隠せない。 ちなみに面接官の顔ぶれ、質問事項、所要時間など、事前情報は一切与えられていない。 ただ『訓練の結果を発揮するように』のみ告げられて、懐かしい服に着換えさせられてから、ここへと呼ばれた。

 かつて幼年学校で習った『面接のマナー』を思い出しつつ、トントン、二回連続でノックする。

「……失礼します」

「どうぞ」

 合図を受けて入室すると、パリッとしたスーツに身を固めた女性が2名、長机の向こうに腰を下ろしている。 その前には椅子が1脚おいてあり、2号に与えられたものらしい。 静かな、厳かで張りつめた空気に、2号はゴクリ、唾で乾いた喉を潤す。 

「おかけください」

「……あ、あのっ」

 深々とお辞儀をするなり2号は大きく股を拡げた。 

「自己紹介します! 識別番号D12BG146、マン子2号生ッ、マンズリします!」

 勇気を振り絞っての宣言だ。 訓練の成果、と言われて思いつくものはオナニーしかない。 Cランクとして社会にでれば、随時オナニーすることになるのも知っている。 ゆえに、2号は『とにかくオナりまくる』ことを意識して面接に臨んでいた。

「……貴方、正気ですか?」

「んっ……んっ、はぅんっ」

 ポカンとする面接官に構わず、2号はオマンコを掻きむしった。 会場までずっといやらしい妄想を掻きたてており、性感は充分だ。 ぐにぐに、クネクネ、オマンコを両手でつかみながら弄り、

「んっ、んっ、んっ……!」

 パンツがもどかしいものの、脱ぐ時間が勿体ない。 あっという間に下着にこぶし大の染みをつくり、もう少しでイくところまで漕ぎつける。 ところが、

「おやめなさい、はしたない! ここをどこと思ってるんですか!?」

「えっ……あっ、そ、それは……」

 面接官が2号を羽交い絞めにした。 てっきりオナニーを見届けると思っていた面接官の予想外な行動に戸惑う2号。 

「何考えてるんです! 面接に来たんじゃないんですか、貴方!」

「ご、ごめんなさいっ、ごめんなさいっ」

 ペコペコと、コメツキバッタと化す。 イきそうな昂揚も霧消してしまい、項垂れる2号を見届けたところで、面接官は大きなため息をついた。

「ふぅ……まったく最近の若い子は……。 まず質問を受けてから答えるっていうマナーから教えなきゃいけないのかしら……というか、人前でなんてことするんです」

「ご、ごめんなさい……」

「……いきなり破廉恥な行為に至るなんて……いくら下品な淫乱でも、時と場合に程があるでしょう。 面接ですよ? 社会に出る資格を問う、貴女にとっても大切な場所でしょうに。 たかだか十数分の面接の間くらい、性欲を我慢できないでどうするつもり?」

「……ごめん……なさい……」

 2号、最後は消え入りそうな声になる。 面接官の口から出てきた言葉は、全く持ってその通りだ。 かつて幼年学校で学んだ『常識』に照らし合わせ、何の違和感も矛盾もない。 酷すぎる現実に塗りつぶされてしまって色褪せたかつての『常識』を改めて持ち出されるとは思わなかった2号は、どう対応していいか途方にくれる。



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