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尚代 第二話
【SM 官能小説】

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選択-3

 男は尚代に巻き付いているロープを外し、抱きかかえてベッドに運んだ。
 ベッドに運ぶ途中、尻を支える男の腕が、暖かく濡れてきた。尚代が失禁したのだ。
 放尿が終わるのを確認して、濡れた身体をタオルで拭って、ベッドに乗せた。そして両手と両脚を括って芋虫状態にして、男も尚代の隣に並んで寝転んだ。
(ほんとうに、俺好みのいい女だなぁ)
 男は隣に寝ている尚代の顔にキスをしているうちに眠りに落ちてしまった。

 微妙な身体の揺れで男はハッと目を覚ました。どのくらい寝ていたのだろうか。
 フッと横を見ると尚代と目が合った。尚代は両手のロープの結び目に食らいついていた。ロープをなんとかほどこうとしていたのだ。大きな結び目が解け、かなり緩んでいた。
 男は慌てて飛び起き、尚代に馬乗りになって、パンパンと頬を張った。
「危ないとこだった。……ほんとうに、油断も隙もあったもんじゃないな」
 尚代を突き飛ばしながら、再びクローゼットに逆戻りして、散らかっているロープを手に取り、尚代を改めて後ろ手に縛り上げた。

「こんなんじゃ、おちおち、しょんべんする暇もないぜ」
 そう言って、男は後ろ手だけだった緊縛に加えて、胸にもロープで縄掛けした。
 綿ロープで輪を作り、豊満な乳房の根元に掛けた。それをギュッと絞ると砲弾のように乳房が飛び出してきた。
「ううっ……痛いっ……」
 反対の乳房にも同じように縄掛けして、絞っていく。
 赤紫色に変色して飛び出した乳房の根元に、もう一本、別の縄を取り付けた。
 胸元のロープを天井のパイプに引っかけた。
「痛い、痛い。……ねぇ、痛いってば」
ロープを引くと、乳房の根元が引っ張られ、胸全体が天井を向いていった。乳房が少しずつ伸びて丸くくびれていった。
「ああ、オッパイがちぎれそう」
 ついに、つま先立ちになった。
 男は思いきりロープを引いた。グンッと身体が伸び、つま先が床から離れた。
「ひぃぃ……いやっ、痛いっ」
 尚代は、クローゼットのパイプで乳房吊りにされてしまった。
 床から十センチほどつま先が浮き上がり、ユラユラと振り子のように揺れていた。乳房は完全に丸くなり、ロープで痛々しく引き絞られて、今にも引き抜けるのではないかと思わせる姿だった。
 乳房の色も真っ赤だったのが、青紫色に変わってきている。皮膚がパンパンに張って、風船のようになっている。
「うううっ……痛いっ……オッパイがちぎれちゃうぅ……」
 乳房で吊られているので、身体がダランとしていて、力が入らない。それに、この凄い痛みが尚代を襲っていた。
「このまま長く吊っていれば肉が断裂するが……奥さんが早く決断してどちらかを選べばその心配はなくなるがな。……さあ、どうする」
「どっちも……ああっ、いやっ」

 そのときだった。玄関のチャイムが鳴った。
 そしてインターホンから女性の声が聞こえてきた。
「オハヨー。尚ちゃん。……居る?……ねぇ、居るんでしょ。もう、十時よ。起きてるわよねぇ」

 男が誰の声か尚代に尋ねた。
「姉よ。姉の夏純なの。ねぇ、降ろして。……そして早く帰ってちょうだい」
「ふうん。ねえちゃんか。……このまま知らんぷりしてたらどうするかな?」
「きっと怪しむわ。……そして誰かに連絡すると思うわ。……そしたら、……あんたもお終いね」

「ねぇ、尚ちゃん。なんでベッドマットをこんなところに干しておくのよ。なにかあったの?……返事してよ。鍵持ってるから、入るわよ。いい?……」

 男は、あわてて、クローゼットの中にある、旦那のシャツとズボンを身に纏って、階段を降りていった。額の傷は新しいタオルを巻いて隠した。

 玄関での声がするが、尚代には話の内容は聞こえなかった。
 やがて、二人が話をしながら階段を上がってくるのがわかった。
「そうなんですか。雨漏りなんかするんでしょうかね。まだ、建てたばっかりだというのに……」
「ええ、天窓のコーキングが充分じゃ無かったようで、それに修理は晴れた日の朝からじゃないとできない作業なんです」
「でも、寝室に天窓なんかあったかしら……それにしても、なにか家中が臭いわねぇ。トイレも故障してるのかしら……」
 そんな会話をしながら、姉の郁代と男が薄暗くした寝室に入ってきた。
「おねぇさん。帰って!……その男の言っていることは嘘よ。早く家を出て、警察に連絡してちょうだい」
 尚代が叫んだが、姉には聞こえなかったようだ。
「まあまあ、暗くして……工事のためなのね。もう、昼だというのに……ねぇ、尚ちゃん、どこが雨漏りしているの?」
 男が寝室のドアを閉めた。
「尚ちゃん。……ここで何してるの?」
 郁代は電気のついて明かりが見えるクローゼットに近づいた。
 その瞬間、乳房吊りの尚代が目に飛び込んできた。
「ひぃぃ……尚ちゃん。なにぃ……」
「ふふふ、とんだ火に入る夏の虫っていうのは、まさにこのことだな」
 振り向いて男を見た夏純は、男の手にした綿ロープでたちまち括られてしまった。手足に何重にもロープが巻かれ、芋虫のようになってベッドの上に放置された。
「どれ、姉妹二人揃ってまとめて味見をするか。……さて、ベッドマットが目立つんだったら、家に取り込むか」
 男は一度外に出て、ベッドマットを取り込んで、男が寝室に戻ってきた。

「ねぇ、あれじゃ、尚ちゃんのお乳が死んじゃうわ。降ろしてあげて!」
「降ろしても良いが、条件がある」
「なんでも言って!……あれじゃぁ、尚ちゃんが、尚ちゃんが……」
「じゃぁ、姉さんが代わりに俺の相手してくれるか?」
「ええっ……」


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