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おっぱい搾乳訓練所
【学園物 官能小説】

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24.うんちガス-1

 便検査3日目。 今日の最初の検査は『音便検査』だ。 音便とは、排泄の瞬間、便と共にでてきた空気が肛門の圧搾から解き放たれる音、即ち便と同時にでるオナラの音をいう。 便の排泄を知らせるために、音は有効な信号になる。 排便の度に一定の大きさの音を、ブリッ、ブリッとたてることができれば『ぶりぶりマスター』として自身をより管理下に置きやすい。 そういうわけで、大きく、便に相応しい音で排便に併せて恥をかくことは『ぶりぶりマスター』になる条件の1つだ。 

 フキノトウやコバンソウをすり潰した植物繊維を腸でこなした少女たちは、発酵によって生じるガスが繊維の隙間に溜まり、いつもより一段と張ったお腹を晒している。 お腹の様子は、パンパンというより、カンカンといった方が相応しい。 針でつつけば割れてしまいそうに、肌が限界まで伸びきっている。 

 ひなこは1人目のウン子少女の拘束を解き、ゆっくりと床に立てたスタンドマイク――スタンド長は80センチに設定しており、少女がつま先立ちすればピッタリ肛門にひっつく高さだ――を跨がせた。 和美が『オナラ用意……3、2、1……放屁ッ』と掛け声をかけ、

 ボブッ!

 空気の塊が破裂する音。 肛門をビリビリ震わせながら、少女は見事なオナラを披露した。 ただし音はさておき、完璧なオナラかというとそうではない。 肛門を真下に向けて発砲したため、オナラに伴って少なくない『実(み)』があたりに飛び散ってしまう。 飛び散る先は床だけではなく、肛門直下に控えるマイクはもちろんdな。 実とマイクが接触した音が入ってしまったため、大きさは全く問題なかったものの、残念ながらやり直し。

「いい? 便は使わず、屁だけで【20Kdb(クソデシベル)】を超えるのよ」

 と和美は当たり前のように指示をだすが、冷静に考えればこんな難しいことはないのだ。 何しろ空気は上へ上へと移動するため、つま先だちの姿勢では、腸内のガスは肛門から離れようとする。 それを、空気のみを腸壁で捕まえ、上手い事蠕動させて肛門に移動させる。 その上で実を腸壁と肛門の拡げ具合で抑えながら、ガスだけ肛門から放屁する。 しかも勢いを殺してはいけないのだ。 勢いを殺した静かな放屁ではなく、耳にとどろかせるような、全力で恥をかく無様極まる放屁でなければ許されない。

「用意して……3、2、1……放屁ッ」

 ブピッ、ブブピッ。

 口栓越しに歯を喰いしばり、残ったガスを一気に気張る。 マイク越しにモニターが『35Kdb』の数値を灯すものの、

「なにやってるの! あれだけウンチは出すなっていってるのに……もう1回」

 僅かに飛び散った実がマイクに付き、またもや少女にダメ出しだ。 少女が全力で放屁したとして、実を抑えながらの発射では1度に放出できるガスは限られている。 一晩の排泄物熟成を通じて生産したガスであれば、優に20数発はひりとばせる計算だ。 よって少女が『ウンチをマイクに飛ばすことなく、真下に向けて激しい放屁を完成させる』まで、延々と検査は続くことになる。 ちなみに、バカ正直に肛門を真下に向けているうちは、この検査は絶対に合格できない。 爪先だちでギリギリまで股下を高く保ちつつ、身体を斜めに傾け、実をマイク越しに飛び越えさせつつ放屁音をマイクに拾わせて初めて、純粋に『20Kdb』を超える音便の認定を受けることができる。

「放屁ッ」

 ブピピッ!

「また便の音が混じってる。 もう1回。 3、2、1、放屁ッ」

 ブピッ、ブプゥ!

 お腹のガス圧が低下する中、ガスの枯渇に怯えつつ、爪先立ちでの放屁が続く。 だいたい5発を超えたあたりで、口栓と目隠しで包まれた少女の表情が、おそらくオナラできなくなって不合格になる恐れに強張り始める。



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