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おっぱい搾乳訓練所
【学園物 官能小説】

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23.うんち調整-1

 『ぶりぶりマスター』として、例えば『丸薬の箱詰め機器』に接続されたと仮定しよう。 少女の口に原材料が流し込まれ、少女の消化管を通過する過程で水分や余分な成分が除去され、最後に完成した丸薬が1口サイズに切り分けられて、肛門から出てくる。 この一連の流れにおいて少女に要求されるのは、原材料の消化吸収、丸薬の腸液によるコーティングは勿論だが、最後の『1口サイズに切り分ける』技能も必要だ。 各機器が要求する精密さを伴い、肛門で製品を切り分ける力――これを『計便力』という。 きわめて優秀な一部の『ぶりぶりマスター』を除き、基本的には『10g』を誤差1gで計測できれば、一人前の『ぶりぶりマスター』だ。 ひなこ達の検査では、『10g』の小便塊を30個連続で――1段目が4✕4の16個、2段目が3✕3の9個、3段目が2✕2の4個、4段目が1つという、30個併せて4段ピラミッド型をつくる――のせることが出来れば合格だ。

 適度に粘り気があり、適度にまとまりのある大便が、少女たちのお尻につまっている。 拘束机から下りてがに股をつくる少女たちは、液状でもカチカチでもなく比較的健全な便を溜めているせいか、顔色も肌艶もよさげに見える。 改めてお腹の張り具合と少女の様子を合わせて観察すると、お通じがお肌に影響するというのは実感できよう。

 そんなわけで、少女たちはやや落ち着いた表情で、三方を跨いで控えている。 足と膝を揃え、背筋はグッと反らし、キュッとお尻を後ろにつきだす。 肛門の皺は伸びており、いつでも排泄できる恰好だ。

「『計便検査』用意……3、2、1……脱糞っ」

 ムリッ、ボトン。 ムリムリッ、ボトボトボトッ、ミチッ、ポトン。

 あちこちで便塊が肛門の隙間を押し広げる軋みと、10gを区切って契られた便の団子が、落っこちて三方に受け止められる接地音。 各少女が30回便を図って契らなくてはいけないため、合計すれば600回、ムリムリ、ミチミチ、ポトポトと、小さな便が音をたてるわけで、まるでウンチの合唱だ。 

 ムリッ……ポトッ。 ミチッ、ムリッ、ボトン。

 少女たちは腰をグラインドさせ、1つずつ丁寧にウンチ団子を産み落とす。 三方にきっちりウンチ団子を敷き詰めなければ、30個1山を築くこともままならない。 両手を膝に揃え、突きだしたお尻をくねらせながら排泄する少女たちは、前から見ると便意に悶えるはしたない姿。 後ろから見れば正確に便を並べる生体装置だ。

 少女が三方にウンチ団子を並べたあとは、ひなこと和美の出番になる。 かたっぱしから団子を計量し、正確に10gを計れているか調べるわけだ。 和美の飼料設定が絶妙だからか、それとも今回の少女が優秀なためか、誤差が1gを超えた便塊は6つだけだった。 確率にして1%だ。 
 一つでも誤差を超えたウンチ団子があれば、その少女は最初からやり直し。 便を廃棄した三方に、再びウンチ団子を並べ始める。 事前にそれなりに飼料を抽入しているため、300gのウンチであれば、10回は可能だ。 だいたいの少女は2回、或は3回でクリアする。 10回は完全に安全圏で、この検査の難易度は実は高くはない。

 数人の少女が再度ウンチ団子を並べる中、その他合格した少女は、例によって自分が並べたウンチ団子に限界ギリギリまで鼻を寄せ、クンカクンカと臭いを嗅いで全員が『計便』を終わるまで待たされる。 結局『計便』は、ウン子13号生が4回も失敗したため、終了までに1時間近くかかってしまったが……ひたすら匂いを嗅いでいた少女のほとんどがは、長時間にわたる強制異臭、鼻を遠ざけることが許されない中つい鼻をつけてしまったんだろう、検査が終わるころには鼻の頭にウンチ滓が沁みていた。



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