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教え子展子と母佳子
【その他 官能小説】

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教え子展子と母佳子-1

東京の大学に進学した私は、一人暮らしにも慣れ、1年生の秋から家庭教師を始めた。
教え子は小学5年生の本庄展子(ほんじょう・のぶこ)。
2DKのアパートに住む、普通のサラリーマン家庭の一人っ子だった。
女子大へエスカレーターで進める付属の女子中学へ進学したい、という親の希望だった。

展子は、お世辞にも可愛いとはいえない容貌、しかも小太り。
母親の佳子の口癖は「せめてスタイルだけでもスマートに」だった。
展子自身、「先生、私のニックネーム教えてあげよっか。『2B』なの。わかる?、ブスでブタ、っていうこと」と言っていた。
確かにその通りだった。
しかし、展子の表情や話し方には愛嬌があり、私には、家庭教師の日が待ち遠しく、楽しみだった。
ある日、母親の佳子が急用で出かけた。
夜遅くなるという。

「かまいませんよ」
「お願いね、先生。てんこ(普段は『てんこ』と呼ばれていた)、ちゃんと勉強するのよ」

展子と2人っきりになったのは、初めて。
そんな意識が伝わったんだろう。
すぐ横の展子が緊張しているのがわかった。
シャツの下の乳首がちらっと目に入った。
乳房が膨らみ始めている。
感じ取ったのか、展子が言った。

「いやん、先生、変なとこ見てない?」
「えっ、何?、見てないよお」
「あやしいわ、先生。見たでしょ、てんこのおっぱい」
「み、見てないですっ。見えただけですっ」
「ほ〜ら、やっぱり。やらしいわぁ。先生、てんこのおっぱい、のぞいたんだぁ」

両手を胸の前でクロスさせ、後ずさりするような格好をして展子が続けた。

「ママに言っちゃおうかなぁ、先生がてんこのおっぱい触ったって、言っちゃおっかな」
「さ、さ、触ってなんか……展子ちゃ〜ん、違うでしょ」
「そうだけどぉ〜、見られるのも触られるのも、てんこ……」
「どうしたの、展子ちゃん?」

展子は急に黙りこくった。見ると、うっすらと涙を滲ませている。

「ごめん、展子ちゃん。でも、本当に見るつもりじゃなかったんだよ」

肩を抱きかかえ、顔を覗き込むようにして言った。
展子が、いやいやをするように、何度も首を振った。

「ちがうの。わかってるの。あのね、先生。先生はてんこのこと、好き?、嫌い?」
「好きだよ。先生、てんこのこと、好き、大好きだよ」
「うそっ、うそでしょっ。てんこ、ブスだし、ブタだし・・・」
「そんなこと気にしてたんか?、てんこ。あのねぇ、そりゃ女の子はみんな可愛くて、痩せててかっこ良くなりたいって思うんだろうけど、一番大事なのは、心だよ。先生がてんこのこと好きなのは、『2B』って言われても明るく振る舞える気持ちの強さがあるから。てんこは心がきれい、心が美人なんだよ」
「本当?、先生、ほんとにてんこのこと、好き?、絶っ対に?、ほんとに本当?」
「ほ・ん・と・で・す。ほんとに。ほ・ん・と・う・で・す」
「だったらキスして!!、先生、てんこにキスして!!」

展子は顔を突き出し、目を閉じた。


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