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わかんない
【複数プレイ 官能小説】

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液体-9

まだ 逝っていないが
俺は腰の動きを止めて 彩香の中から ゆっくりと抜き取った

「ん・・・・・・・あっ・・・・」

彩香は 翔のモノから口を離すと
その翔の太腿にもたれるように倒れてしまった・・・・

「彩香・・・ごめんな しんどかったんだろ?」
「はぁ・・・はぁ・・・・少し・・・・ね」

俺はそのまま 布団の上で胡坐をかき
横向きの倒れている彩香の肢体を見ていた

翔は 彩香の髪を撫でながら 黙って彩香の横顔を見ていた・・・・



・・・・・・・・・・

「ごめんね・・・・止めちゃって・・・」
彩香は 布団の上で ちょこんと座って
枕で胸を隠していた
「大丈夫だよ 彩香がしんどいんじゃ うれしくないから」
彩香は 俺と翔を 交互に見ていた
「うん・・・・二人相手にするのって・・・しんどいとは思わなかったわ」
「そうか・・・確かに 一対二 だもんね・・・俺に気を使わなくて・・」
翔が そこまで言ったとき 彩香は翔の口に 指を押し当てた
「気を使うとかじゃなくて・・・・翔も 愛したいの・・・」
いつもなら その言葉を聞いたら 嫉妬していたかもしれない
でも 今は 彩香の優しさが そう言ってるんだとわかる・・・
まだ はっきりわかってないけど
この気持ちを 確かめたかったのかもしれない・・・・

「じゃあ・・・・次は 1対1にするか?」
俺の言葉に 彩香が 不思議そうに見つめてきた
「え?それじゃあ・・・・翔が 一人になっちゃうよ」
「いや・・・・次は 俺が 離れるよ・・・彩香は 藤原と・・・」
今度は 彩香の指は俺の口に押し付けられた・・・・
「私は・・・・・・隆がいないなら・・・・誰とも・・・・しないよ」


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