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わかんない
【複数プレイ 官能小説】

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液体-3

翔の手の動きで
彩香の口が その度に止まってしまう
その代わりに 温かい吐息を吐いていく・・・
俺のモノが 唾液でしっかりと濡れているのがわかる・・・
彩香の唇から 淫らな液体が 溢れるように棒に伝っていく・・・
「藤原・・・・彩香 感じてるよ」
「そうか・・・・うれしいよ もう少し 愛しても いいよな」
翔が 彩香の中に 指を入れているのは 音でわかる
その音も 乱暴ではなく 優しく 丁寧に触られているのがわかる音だ

「ん・・・・・くっ・・・・・ん」
彩香は 俺をちらっと見上げると
少し頑張って 俺のモノを咥えたまま 口を動かし始め
俺を刺激していく
そんな彩香の髪を 撫でているだけの俺・・・
翔の指に愛撫されながら 身体の力が次第に抜けていく彩香
その身体が 脱力し 布団に横に倒れてしまった
俺のモノから 口を離すと 濡れた唇のまま 数回大きく呼吸をしていた

「あ・・・・はぁはぁ・・・・くっ」
ぐったりとしている彩香の肌を 二人の手で温めるような 癒すような
そんな感じで優しく撫でていた・・・・

少し潤んだ目で 俺を見てくる彩香が
息で胸を動かしたまま 何かを言いたそうにしていた

俺は 何も言わないで 髪をただ 撫でていた

隣から 淫らな声は 聞こえなくなっていた



「し・・・・翔・・・・」
彩香は 俺を見たまま 翔の名前を呼んだ・・・・

「・・・・なんだい?」
翔は 彩香の腰を撫でながら 優しく言葉を返す・・・・



「・・・・・・・・もってきて」

何を 「もってきて」なのかは すぐにわかった・・・・

翔も わかったらしく
何か確認するように 俺の方を見てきた・・・・・

「・・・・俺のカバンに入ってるよ」
その俺の回答で 翔も 彩香も 俺の覚悟を確認した気がした・・・

翔は ゆっくり立ち上がり
壁際にある俺のカバンの中から 
避妊具の箱を見つけて 背後に隠すように戻ってきた・・・・
彩香は あえて翔の行動を見ないで
俺を見つめ続けていた・・・・
俺も 彩香を 見つめていた・・・・・・


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