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続・華麗なる転身
【SM 官能小説】

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第12章 フェロモンの採取-4

第12章 フェロモンの採取(4)

美弥は大きな円形のベッドの中央で、大勢の男たちの目から少しでも隠そうと、両手で乳房と秘裂を押さえて座った。
 男たちはドカドカとベッドに上がり、美弥を取り囲んだ。
「ユキさん。どれに入れればいいんだね。このハイジのいやらしい汁は……」
「この容器です」
 ユキがそっと差し出した。
「こうやって見ると結構たくさん集めるんだな。……おい、我が社の名誉にかけても集めるんだぞ。いいな」
 カップを受け取った坂藤が力強く叫んでも、他の男たちは獲物を狙う目で美弥の身体を見ていて耳に入らない。既に股間のものを大きくさせて、ビクビク脈打たせている男もいる。
「そろそろ、始めてもいいんかぁ?」
 間の抜けた質問を千葉がした。
「どうぞお願いいたします」
 よしっとばかり、四人は取り囲んだ美弥に飛びかかり、仰向けにした。身体を大の字して、それぞれの手足の上にどっかと座って、美弥を動けないように磔にした。

「足立さんも考えたわねぇ……あれってけっこう気持ち良いはずよ」
 マヤがユキに囁いた。
「ええっ?……あんな姿が?」
「ガッチリ押さえられるのって、女にとって快感なのよ。蜘蛛の巣にかかった虫と同じ。……自由が利かなくなると、なすがままにされるのに酔うって感じ……女の本能が持つM性かしら。気持ちが良いのよ、動けないのって……あとは何をされてもドンドン感じていくしかなくなるの」
 動けなくなった身体に、さっと八本の手が伸びていった。
「そうなんですか?」
「じゃぁ、こんどがっちり動けないようにして……ふふふ。どう?……このあとで」
「ああっ……そんな、マヤ様」
 あわてて両手で身体を抑えたユキは、今の一言で、グジュッと潤んでくるのがわかった。

 一方、美弥の目は落ちつきなく動いて、男たちの手を追っていた。恐怖心で身体を震わせることしかできなかった。
「きゃっ、……ううっ……ああぁぁっ」
 女一ひとりに四人が、という美弥のくやしさが籠もった呻き声がくぐもり出る。
 男たちはさっと、それぞれ自分のお目当ての部分に手を伸ばしていた。部長と接待担当の男は部屋の隅で客の動きをうらやましそうにニヤニヤしながら見ていた。
 八か所を同時にバラバラに刺激され、美弥の身体が蠢き始めた。くすぐったいような、気持ち良いような、身体の内から快感が湧き出てくる。手足の指先が知らず知らず反り返り、くねり始めた。
 気味悪くべとつくたくさんの指が身体の上を這いまわり、女の啼きどころをグリグリと手荒く揉みたててくる。
「わしは最初はオッパイだな。このたわわなオッパイはやはりいいもんだ。……こんなボロボロの乳首でも勃起するといい形になるもんですな。それにしてもオッパイの大きな娘さんだ」
 坂藤は洋梨のように二段にくびれた無防備な乳房に手を伸ばして掴んだ。柔らかい乳房はたちまち歪んでいった。
「おう、この柔らかさがいいね。……タップンタップンとしていい気持ちだ」
 グッと強く握りしめ、タワタワと揉みはじめた。やがて揉み込まれている乳房の先の陥没型の乳首をかまい始めた。
「ああっ、……いやっ」
 乳首はしだいに硬く大きくなり飛び出してきた。目の動きが鈍くなってきた。顔にほんのり赤味がさしてきた。催淫薬や興奮剤が効いてきたのだろうか。
 別の男は汗ばんだ手で、もぞもぞと内腿から股間に向かってなでまわす。
「あふん」
「へっ、鼻が啼いてるぜ……始めてまだ十分も経っていないのによ!」
「さぁ、思い切り声を出してよがっていいんだよ。……さぁ、本丸に攻め入るか」
 指を伸ばした先の股間には、既に何本もの手が先客として這っていた。
 美弥はおぞましい感触にたまらず、フルフルと震え始めたが、うら若い身体はくやしくも強制的に悶え始めた。
「私は、こっちの豆を最初に見せてもらおうか。……いろんな形があるが、先ほどこの女はもう半分頭巾がめくれてプックリと膨らんでいたようだったが……」
「ああっ、……止めて」
 カップを受け取った坂藤が、あらがう美弥の股間に手を入れたが、内腿が締められていて秘裂までカップが届かなかった。
「おい、千葉!座り直せ。……脚をもっと開いてやらんとカップが届かないじゃないか……」
 坂藤が荒っぽく叫ぶ。千葉は股間を脈動させながら、座り直す。ワンテンポ遅れて屹立が付いてくる。
「よし、わしが足を持ち上げてやる」
 足立が声を出した。
「そのすきに坂藤君、女の正面に座り直せ。……おい、女っ!さっきまで尻の穴までさらけ出していたのに、何をいまさら恥ずかしがってるんだ?」
 美弥の性器には何本もの指が出入りしていた。肛門にまで指をねじ入れていた。
 坂藤は太い指に絡みついている美弥の淫汁をカップの縁で拭う。白濁した滴がツゥッと淵を垂れてくる。
「汁を集めるには、女が出しやすい格好にするのが一番!……おい、みんな!ちょっと、いいか」
 再び足立が声をあげた。
<第12章 フェロモンの採取(4)おわり この章つづく>


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