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早春 〜誘惑のストッキング〜
【熟女/人妻 官能小説】

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第7話 蘇る願望-1

時計の針は4時を過ぎた頃。
私はリビングでソファーに座りながら、テーブルの上で自分専用のノートパソコンに向かっていた。
夕食の準備には少し時間があり、ネットを閲覧していた。
やはり覗くページは、彼に関係する性癖に関するもの。
私は息子が帰ってくるまでに、寝室での行為を清算したかった。
例え頂点を極める瞬間が息子自身で無くとも、脳裏に焼き付いたその身体。
それが妄想の中でも、禁断のボーダーラインを越えた事にもなる。
その証として、私の胸奥底からは、やり場の無い罪悪感が込み上げる様だった。
このままでは、息子の顔すらまともに見れない。
私は、彼に意識を移す事で、息子への罪悪感を無理やり閉じ込めようとしていた。
それは、彼と身体を重ねる決意。
それを揺るぎないものにする為にも、今まで以上の精密なシナリオを書く必要があった

まずは日常的な接点から、彼の性癖に結び付ける事。
すなわち、性癖で誘い込み、最終的には関係を持つ事になる。
その為にも、自然な流れで、彼の性癖に携わる必要があった。
とりあえず私は、それらを踏まえた上で検索を試みていた。

しばらくすると、一件の気になるサイトを見付けて、私の目は釘付けとなっていた。
検索ワードに『日常的』と加えていたからだろう。
そのサイトの趣向は、日常的なストッキングを履いた女性の写真を載せる、投稿型のスタイルだった。
そのほとんどは、盗撮まがいの街行くストッキングを履く女性の脚だけを撮影したものが多かった。
中には、投稿者の相手による、ストッキングを履いたつま先や膝下、または足裏だけなどを撮影したものもあった。
傍から見れば、少し変わった趣向の、何も変哲もない女性の脚に着目したサイトに見えたが、その数々の投稿写真のコメント欄を見て私は驚愕を覚えた。

『その二人組のOL良いよね。履いているベージュのパンストが最高!(^O^)/・・・・・・ケン(46)』

『うひょ〜。その女性のふくらはぎたまんね〜。後ろから犯してやりたい!・・・・・・ダイゴ(31)』

『はあ・・・はあ・・・奥さんのパンストのつま先良いですよね。何度も抜いちゃいました(*^^)v・・・・・・パンスト太郎』

そう、サイトの訪問者にとっては、日常的な女性の履いているストッキングの画像がわいせつ的に映り、性的にも捉えられるのだ。
コメントの内容からしても、実際に性的なはけ口にしているものもあった。
よくよく考えれば、彼も日常的に私の履いているストッキングに魅せられて、行為に及んだ。
言うなれば、サイトの趣向とも一致するのだ。
ならば、彼の性癖に対する日常的な接点として、傍から見みても、何も変哲も無いサイトの様な画像でも有効になる。
そして思い浮かんだのは、彼とのLINEの繋がり。
今は音沙汰が無くとも、いずれは気軽に画像なども送信できる便利なツール。
そのタイミングがいつ訪れるか分からないが、とりあえず私はつま先を伸ばして、その膝下からふくらはぎを捉える様にスマホで何枚か接写した。

ここで一瞬、私は魔がさした様に、大それた事を考える。
そう・・・たった今撮影した画像を、サイトに投稿する事。
彼に送る前に、同じ性癖を持つ者達の反応を知りたかった。
もし、性的に捉えられる様なコメントばかりなら、彼も同じ様に捉えるだろう。
この何の変哲も無い、ストッキングを履いただけの脚の画像が、性のはけ口にもなる。

実は、このサイトの趣向を把握してから、私自身も興奮を覚えていた。
ネットとは言え、画像を投稿すれば、複数もの男から性のはけ口にされるのだ。
つまり、例のブログの女性の様に、複数を相手にする感覚にも陥る。
女として誰もが一度は抱く、複数プレイの願望。
朝方に、例のブログを覗いて身体が火照りだしたのも、女性が複数を相手にしている画像だった。

元々若い頃の私は、今ほどセックスに対する願望は強くなかった。
当時交際していた相手達とは、スキンシップ程度の割合で回数を重ねていた。
行為の方も、普通の恋人同士が行うもので、際立って破廉恥なものは無かった。
主人と一緒になってからも、同じ様な行為で適度な夫婦生活を得て、息子の大地も授かった。
その後は、子供に恵まれる事は無かったが、それでも人並みの夫婦生活は送っていた。
ここで私が一変したのは、最近の事。
主人の年齢による性欲の低下で、夫婦生活が激減したのだ。
それはそれで致し方が無い事だと思い、私は自慰行為などで補い満足させていた。
ただ、その行為における妄想の中で、私自身の性癖はエスカレートしていく。
特に複数プレイの願望は強くなり、何度も妄想の中で駆り立てて私自身を満足させた。

入れ代わり立ち代わりに、何人もの男を受け入れる行為。
複数の性のはけ口とされて、汚される身体。
普段の日常では、到底考えられる事も無い現実でもあり、これからもあり得る事では無かった。
そうなると、妄想を受け入れた時には、若い頃にもう少し羽目を外せばと後悔もした。
恥辱的な行為こそが、至福を司る最もな演出である事を、今頃になって思い知らされた。
だが、このサイトに写真を投稿すれば、少なからずもそれに近い洗礼を受ける事もできる。
数々の恥辱的なコメントこそが、複数の性のはけ口にされた証にもなる。


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