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年下カレシ
【女性向け 官能小説】

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初めての彼女?-11

奈々子は申し訳なさそうな顔で豹介に謝る。

「ごめんね豹介君、色々あってあの事、葵君に知られちゃったの。」

「うっわ、マジかよ〜!」


豹介は照れた顔を両手で隠した。一人話題について行けないゆかりは豹介に問い詰める。


「何?!何の話?あの事って、私だけ知らない秘密の話あるの?」

「いや、ない!気にするな、ゆかり。」

「気になるよ、豹介何か私に言えない心配事あるの・・・?」

「ないって、マジでない!」

「ふーん・・・いいよ、あとで奈々ちゃんに聞くから。」


急に話題を振られて奈々子は焦る。


「えっ?!何にもないよ、ゆかり!」

「もーーー!奈々ちゃんまで?!あっ!」


とゆかりが何かに気がついたように叫んで、奈々子に耳打ちした。


「もしかして、豹介にエッチさせてくれないって相談された・・・?」


本当は豹介には自分に隠れてゆかりと葵が付き合っているのではと心配していたのだが、

そんな事をゆかりに言えるはずもなく、奈々子は彼の心配事をごまかすことにした。


「・・・うん、ちょっとね。そんなかんじ。」

「そうなんだ・・・。」

ゆかりはしゅんっとしてしまった。


元気がなくなってしまったゆかりに、豹介が慌てて取り繕う。


「ゆかり、大丈夫だ!俺は心配事なんてない!」

「ごめん、豹介・・・私、頑張ってみるから・・・。」

「頑張る・・・?ゆかりはそのままでいいって!それより明日どこ行く?」


豹介は気まずい雰囲気を変えようとして、ゆかりに問いかけた。


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