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おっぱい搾乳訓練所
【学園物 官能小説】

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6.おっぱい自主トレ-4

 大きいだけのおっぱいは、だらしないおっぱい。
 張りがあっても弾まないおっぱいは、みっともないおっぱい。
 固くてシコったおっぱいは、下品なおっぱい。
 柔らかすぎて歪んだおっぱいは、みじめなおっぱい。
 乳腺がコリコリしていないおっぱいは、無様なおっぱい。
 乳首がしこって勃起できないおっぱいは、恥ずかしいおっぱい。

 正しく、たくましく、品性をもつ。 そうやっておっぱいを整えて初めて、牝はおっぱい星人になれる。 朋美は、過程はどうであれ、自分から『おっぱい星人』を目指すべく訓練に契約してここにいる。 ならば、おっぱい星人を目指さなくちゃならないわけで、ぶるぶると振り回し、激しく揉みしだき、乳首をしごき、乳房をぶつけ、おっぱいを揺すり、たゆませなきゃならない。

「――という風に、自分で課題をみつけて頑張ってね。 とりあえず今日はあまり時間もないし、揉んでおきなさい。 『お乳房、お乳房、モミモミモミ』っていいながら、基本姿勢で歩き回るの。 今日だけは私が先導してあげるから、さっそくスタートします」

「は、はい! よろしくお願いします!」

 みさきが説明した内容を咀嚼する猶予すら与えられず、朋美はすぐにがに股をつくった。 プリーツがヨレヨレになったスカートが捲れ、ちょっとでも風が吹けばオマンコが丸出しになりそうだ。

「甘いですね〜。 もっと腰をおとして」

 バチン。 朋美の頬を平手が張る。 

「いぐっ……す、すみませんッ!」

 慌ててもう1段階、腰を落とす朋美。 

「手を胸にあてて……そう。 下から持ち上げるようにして、思いっきり鷲掴むの」

「……んっ」

 むぎゅっ。 元々握力が強い方でなかったけれど、全力で掴んでみたら思ったより痛くて、つい悲鳴を漏らしてしまった。 すかさずみさきが注意する。

「声は『お乳房』か『モミモミモミ』だけにしましょう。 喘ぐのも禁止。 気持ちいいなら、だまってイくのは構わないから、どんどん感じればいいです。 でも、声は掛け声だけです」

「は、はい」

「じゃ、掛け声つきで歩いてみる」

「……お、おちぶさ、おちぶさ……」

 みさきに促され、ヨチヨチと歩き出した矢先、

「声が小さい!」

 バチィッ、バチン。 みさきの平手が朋美の頬を往復した。

「あぐっ、ぐぇっ」

「そんなんじゃ誰にも聞こえません。 ペナルティ10分追加しますからね」

 朋美のおっぱいに、口紅で書かれた『10』の文字。

「そ、そんな……つ、次はもっと大きな声を出しますから……」

「口ごたえ。 10分追加」

「……!!」

 舌の根が乾かないうちに、さらに『10』が追加された。 つまり、一切文句を言わず、ただ言うことを聞け、というわけだ。

「はいはぁい。 じゃ、おっぱい揉みながらです、掛け声はじめますよぉ。 さん、はいっ」

 涼し気に促すみさきに、朋美は唇を噛みしめる。 すん、1つ鼻を啜った後で、

「お乳房ッ、お乳房ッ、もみっ、もみっ、もみっ! お乳房、お乳房ッ、もみっもみっもみぃっ!!」

 半ば真剣に、半ばヤケクソな大声が部屋に響く。 そこには恥も恥じらいもない。 

「もっと笑顔で!」

「ぐすっ……お、お乳房ッ、お乳房ッ、もみっ、もみっ、もみっ! お乳房ッ、お乳房ッ、もみっ、もみっ、もみぃっ!!」

「もっと、腰を、落とすッ」

「お乳房ッ、お乳房ッ、もみっ、もみっ、もみっ! お乳房ッ、お乳房ッ、もみっ、もみっ、もみぃっ!!」

 ぐるぐる、ぐるぐる……部屋の中をぐるぐると、みさきに続いて朋美が歩く。

 一周、二周、三周――いつの間にか、さっきまでの呆然と佇む少女はどこかに消えた。 そこには、ただ悔し涙を浮かべながら、がに股で部屋をグルグル歩き、自分の乳房をメチャクチャに揉む、惨めで憐れな少女がいた。


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