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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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苛立ち-3

タクミは立ち上がり、
ちづるの隣に座る。
しゃっくりをあげて子供のように
泣き出してしまったちづるの
背中をさする。

ちづるはうつむいて、
背中をさすられながら
必死に泣き止もうとする。

「〜っ ぅ  〜〜っ ふっ ぅ」

  馬鹿みたい 私

   すんなり別れてあげる

  なんて

「、、、大丈夫?」

「〜っ んっ、 、ん、、」


  タクミ君は

   迷ってるのかもしれない

  ゆかちゃんか 

      私 か 


「、 、 、、。」


タクミは黙ってちづるの頭と
背中を撫でる。
ちづるはまた泣きたくなるが、
どうにか堪えようとうつむいて
耐える。

「〜っ、 、、っ  」

  ゆかちゃんと 私

  違うのは年齢と
     
    他は、 、 、、

   どこ ?


「、 、、落ち着いた?」

タクミが静かに聞くと、
ちづるはうなずく。

「 〜っ タクミ君 」

「何?」

「、、、なんで
  私に言ったの?」

「、 、 、 、、。」

「2人になった事、、〜っ 」

「、 、 、、。」

「 迷ってるから?」

「迷うって?
   俺が? 何に?」

「ゆかちゃんか 〜っ
   私 で 」

「 違う。」

「、 、 、、。」

「、、言った理由はね、」

「 ? 〜っ」

「寂しかったからだよ。」

「、、 ?」

「 それだけ。」

「、 、 、っ、 〜っ 」


  寂しい? 

   なんで?

「なんで、寂しいの?」

「 なんでだろーね。」

「、 、 、、私の せい?」


「、、、、うん。」


「、、、。
    どうすれば 」

「ん?」

「私 どうすれば、、
 何をすれば
タクミ君は寂しくなくなるの?」

「、、別に、ちづちゃんは」

「 ?」

「悪くないから。」

「、 、 、、、。」

「寂しくなる、とか。
俺の勝手ってゆーか。」

「、 、 、、、。」

「でも、さっきより、、。
 少しは寂しくなくなったかも。」

「 どうして?」

「なんか、分かんないけど、、。」

「、 、、 、、」

「嫌な事言って傷つけちゃったね。
 でも、、 俺 」

「 ?」

「、 、、、。
     ちづちゃんこそ、」

「 ?」

「俺で、いいの?」

「 っ 、 、」


ちづるはタクミをじっと見る。
タクミはふっと笑う。
その目は
泣きじゃくった自分よりも
辛そうで寂しそうだった。

「タクミ君が いい。」

「、 、 、、そっか。」

「、 、 、、。」

「よかった。 ありがと。」

「 、 、 、、ぅん。」


「、、パンツも、脱衣所から
  持ってきたんだね。」

「、 、 〜っ 、っ、、」

「、 、 、、。」


  匂いを嗅いで

   眠ろうとしたのか


「匂い、、した?」

「、 、 、、ん 」


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