投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

華麗なる転身
【SM 官能小説】

華麗なる転身の最初へ 華麗なる転身 27 華麗なる転身 29 華麗なる転身の最後へ

第7章 発泡浣腸の恐怖-3

第7章 発泡浣腸の恐怖(3)

 美弥は、裸のまま診察台に緊縛され、両脚は大きく割り開かれていた。
 木馬に乗せられた傷跡は無残だった。肌色だった股間は内出血で赤紫色というか、すっかり黒紫色にまでになっていた。
 秘裂を囲む小陰唇にはタッカーの穴が開いていて、かさぶたになって腫れている。
 一方、吊られた乳房の皮膚には断裂の跡が数カ所見られ、やはり赤紫色に内出血していた。釣り針で穴が開いた乳首も腫れていた。
 マヤは、一度膣内を調べて見るつもりだった。
「あらまぁ、乗馬の跡が……可哀相ね。土手が腫れ上がって変色しているわ。花びらも腫れて閉まらないじゃない。……ユキ!見てごらん、ほら。……黒い洞穴がぽっかり見えているわよ」
 大きく開いた両足の間に入り、女の溝を恐る恐る覗いたユキは顔をしかめた。
「それじゃ大掃除する前に、念のため膣の中を確かめるわよ.。ユキ!……準備は?」
「はい、こちらに用意できてます」
「よし、じゃぁ、クスコ!」
 手袋をしたマヤの手に、素早くクスコが渡された。
 醜く腫れた秘唇に手早く挿入し、内部を大きく開いた。ファイバースコープを使って膣壁や子宮口付近を念入りに調べている。
「うん、異常ないわね。……フィルムらしきものは無いし、埋め込んだ跡も見つからない。……出産経験の無い子宮も口がこれだけ閉じてれば中には隠せないわ。……やはりここには入れていないわね」
 ユキは、使い終わった婦人科の器具類をテキパキと片付けていた。
「ユキ!……胃の洗浄と浣腸の用意をして。……あまり、時間がないわよ」
ユキが大きな返事をして、胃洗浄のゴム管や洗浄液を用意したワゴンを運んできた。手早く、美弥の頭の上に洗浄液が吊り下げられた。アメ色のゴム管が美弥のこわばった瞳に映った。
 マヤは美弥の首を回して左側を下にして、頭をベルトできつく締めた。
 頭の位置が低く下げられた。赤黒く変色した女の溝がさらに上を向いた。
 マヤは美弥の口に太さ二センチ近くはあろうかと思われる硬質ゴムの管を乱暴に入れた。
「うげぇぇっ……ううう……おおぇっ……」
吐きそうになって、苦しんでいるが、構わずにマヤはズンズンとゴム管を胃まで挿入した。
「さあ、入れるわよ」
胃の中に勢いよく食塩水が送り込まれると、外からもお腹が膨らむのがわかった。
(おなかが……破裂する!)
 胃が一杯になると、今度はゴム管を頭より下げてから、ゴム管を堰き止めているクランプを緩めた。
 自然にゴム管から胃に溜まっていた食塩水が吐き出されてきた。
 涙がドンドン溢れてくる。苦しかった。ステンスの容器には、ゴム管から排出される食塩水が溜まっていった。食塩水には汚濁も無く綺麗なものだった。
 胃の中からの排出量からみても、これまでに経過時間からみても、もはや胃の中にあることは考えられなかった。
「さあ、もう一度。……おまけよ……今度は苦しいわよ。覚悟して……」
 再び食塩水を送り込まれ、パンパンに膨らまされた後、胃に挿入されたゴム管を勢いよく抜き去った。
「あっ!」
 思わずユキが声を上げ、口を押さえた。
「げげぇっ……おげぇっ……ううげぇぇっ……」 
 次の瞬間、口からも、鼻からも食塩水が噴き出した。
「げぇぇ……あふうぅ……」
「さあ、言うんだよ?」
「……いやぁ……」
「言うまで繰り返すわよ」
 吐き終えると、再びゴム管が入れられ、食塩水が送り込まれ、胃が食塩水で満杯になると、またゴム管を抜いた。
 注入されては吐くという、無限とも思われる繰り返しが続いた。
 誰が見ても拷問だった。
 美弥は何回吐いたかわからなかった。顔が動かせないのも苦しかった。
「ほらっ。休むんじゃないよ!」
 吐くのを休んでいると、マヤがゴム管を喉に入れて前後に動かした。
 するとまた、鼻からも口からも、激しく食塩水が吹き出してきた。
(死んだ方がましだわ)
 やっと息をしていた。荒海の中に放り出された時は、きっとこんな感じなのだろうと思った。
「しぶといというか……根性があるというか……」
 何かに憑かれたような凄まじい責めを続けるマヤの様子にユキは声も出なかった。
<第7章 発泡浣腸の恐怖(3) 終わり この章、つづく>


華麗なる転身の最初へ 華麗なる転身 27 華麗なる転身 29 華麗なる転身の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前