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おっぱい搾乳訓練所
【学園物 官能小説】

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1.おっぱい調教の始まり -3

「ちゃんと契約していれば、最初は『水車搾り』からなんだけど。 貴方が我儘だからいけないのよ、朋美さん」

「な、なによソレ……」

「『搾乳環(さくにゅうかん)』っていうの。 大きな環でおっぱいの根本を搾っておいて、真ん中の環で乳肉全体を解すのね。 最後に一番上の環っかで乳輪から先をカンカンに搾りながら扱いてもらって、お乳がでるまで搾り続けるの」

「そ、そんな……妊娠もしてないのに、お乳なんて出る訳ないじゃない!」

「あんたバカ? だから、訓練が必要なんでしょ? いっとくけど、機械だから手加減なんて概念はないからね。 私なんかの握力なんて『搾乳環』に比べたら、てんでお話しにならないんだから。 バッテリーも半永久タイプだから、絶対きれない。 文字通り、お乳が出るまで、泣いても叫んでも搾りっぱなしよ。 楽しみね♪」

「い、いや、いや……ぜ、絶対イヤ!」

「貴方の感想なんて聞いてない」

 カチャカチャ、ガチャリ。 鉄製の環を手際よく朋美の胸に取りつける。 なかば肌蹴た制服の上から、一番大きな環が押しつけられ、おっぱいの根本をキリキリ搾る。 

「あぎぃぃぃぃぃ!?」

 これまでで最悪の衝撃に朋美は絶叫した。 おっぱいを根本から一番下の環に入れられただけというのに、ほんの少し捩じっただけでおっぱいが千切れるくらいキツく絞るのだ。 針でつつけば割れそうな風船のように、歪にたわんだ乳房が青みを帯びる。 内部の鬱血に加え、おっぱいの表面に血管が浮き出ていた。

「はなしっ……いますぐ外してっ、はっ、はなっ、はな……ああああああ!」

 更に大きな悲鳴。 一度くびれさせた乳房に、更に中段の環が嵌る。 これ以上ないほどカンカンにはった乳房が、無理矢理環っかに締められて、『瓢箪』みたくくびれてゆく。

「あっ、あっ、ぎっ、いっ、ぐぇっ、うぶっ……か、はっ」

 朋美の舌が宙を泳いだ。 あまりにキツクおっぱいを圧迫され過ぎて、息をすることすら出来ないからだ。 女性はそんな朋美を一瞥し、けれど手を止めることなく最後の環を乳輪に嵌めた。 中にローラーが仕込まれている最後の環は、締めつけながら常にローラーで乳首を扱(しご)く。 上に伸びるよう、シコシコ、シコシコ、規則正しく収縮しながら扱くのだ。 

「た……たすけて……ゆる、ゆるし……あぐっ、あっ、あっ、あひいいぃぃ……」

 意味も絶え絶えになって懇願する朋美。 まだ『搾乳環』を着けられただけだ。 スイッチを入れて『搾乳環』が稼働し、本格的におっぱいを搾り始めるのはこれからだというのに、既に涙がポロポロ零れている。

「おっ、おねがい……はずして……お、おねがいしますからぁ……ひぃ」

 なんとか言葉を紡ぐも、女性の反応はそっけなかった。

「ダメ。 今すぐ契約させてくださいっていっても無駄よ」

「そ、そんな……お願いします……!」

「当分自分一人で自分のおっぱいがどれだけだらしないか、お乳の芯まで反省しなさい。 心配しなくても『搾乳環』は三段搾りよ。 いつでもどれか1つが締まっているから、搾られっぱなしの気分が味わえるわ。 逆に他の2つは緩んでるから、血流が止まっておっぱいがダメになることもない。 これまでおっぱいがもげたコもいない、安全設計なスグレモノ。 心置きなく搾られることね」

 そう言い放つと立ち上がり、搾乳環のスイッチを入れる。

「いっ……!? いぎぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」

 めいいっぱい絶叫する朋美。 朋美のおっぱいが火を噴いた。 中に溜まった分厚い脂肪の1つ1つがゴリゴリ潰され、意識が全部おっぱいに持っていかれたというか、身体中がおっぱいになって、おっぱいごしにすり潰される感覚。

「とっ、とめてっ……! 止めて止めて止めて止めてぇぇぇぇ!!」

 歩き出した女性に叫ぶ朋美。 けれど、

「ばいばい♪ うるさいコは嫌いなの♪」

 ボンデージに身を包んだ肢体を惜しげなく晒しながら、ニコヤカに手をふる女性。 そして、口をパクパクさせる朋美を残し、部屋を出て行ってしまっう。 出る際に、パチリ、部屋の電灯をきったため、辺りは闇に包まれた。 女性がドアを締めたあとには、グィングィン、無機質におっぱいを搾る『搾乳環』と、

「いやああああああああ!」

 服越しにおっぱいをはち切れんばかりに搾られる朋美の、果てしない絶叫が木霊した。


 ……。


 ……4時間後。

 ウィィィィン……。

 不意に胸元の装置が停まり、

 パチッ。

 部屋に電気がついた。 

「様子を見に来てあげたわよ。 ちゃんと反省できたかしらん?」

 朗らかに話しかけてきたボンデージ・スーツの女性の姿は、朋美にとって、自分を拉致監禁した悪者では既になかった。

「あ……あ、あ……!」

 数時間に及ぶ『搾乳環』の乳搾り地獄。 延々と乳房を限界まで搾られたかと思うと、すぐ隣の部位が締め付けられ、碌に呼吸も許されず、いつ終わるとも知れない圧迫と痛みが続くのだ。 死んだ方がマシ、死にたいと心から思ったのは、朋美にとって初めての経験だった。 そんな極限を経た朋美にとって、女性はもはや『救世主』といっても過言ではない。 さっきまでの絶望に支配された涙ではなく、かすかに暖かい涙が滂沱のごとくあふれだす。

「あう……う、うあ……」

「どーお? 契約する気になった?」

「……」

 『搾乳環』を操作するリモコンをいじりながら胸元を覗きこむ女性に対し、

「……契約……します……させて……ください……」

 一瞬の逡巡を経るも、朋美ははっきり懇願した。 もう『搾乳環』には耐えられない……その一念から出た言葉だとしても、他に選択肢がなかったからだとしても、それは朋美の、紛れない本心だった。


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