投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

ヒューマン・ロール・プレイ
【調教 官能小説】

ヒューマン・ロール・プレイの最初へ ヒューマン・ロール・プレイ 131 ヒューマン・ロール・プレイ 133 ヒューマン・ロール・プレイの最後へ

〜 美術その5 〜-4

 『加飾(かしょく)』は、作った器を飾り付ける技法です。 粘土で作った小さな飾りを粘土に貼ったり、粘土を網に押しつけてトゲトゲな形を作ったり、印花を押しつけて模様をつけたり、色粘土を埋め込んで色彩をだしたりと様々です。 私達に認められている加飾は、例えばクリトリスや乳首を印花代わりにして粘土へ押しつける。 例えば粘土を膣やおけつに押しつけて菊の皺や襞の形をつくる。 粘土で作ったクリトリスや乳首のような突起物を粘土に貼りつける。 膣汁や腸液、発汗や屎尿といった分泌物を混ぜ、粘土の色に変化を出す。 自分の体を観察し、自分の体を題材にして、自分の体で飾れっていうことですよね……。

 さて、以上が陶器の『下地つくり』です。 陶器作成には続きがあり、『釉薬の塗布』と『焼き入れ』が残っています。 『焼き入れ』は竃(かまど)で長時間熱し続けるだけなので、特に難しいことはありません。 一方の『釉薬』ですが、これは一筋縄では行きません。

 具体的にどう『釉薬』を塗るかというと、学園が用意した釉薬の発色には腸液の添加が不可欠です。 なので大量の釉薬――少なくても3L以上――を浣腸代わりに肛門から抽入します。 教室で釉薬を塗ると、飛び散った場合に掃除が大変なため、浣腸を入れて貰ってから窓の外に作品をもってゆきます。 美術室は2Fにあるため、大量の釉薬を頬張っての階段往復は、何ともいえず気持ち悪いといいます。 便意を促進する成分はないにしても、もともと粘度に富んだ液体ですから、浣腸とは違った感触なんでしょう。 
 で、作品を窓の下に置いたあとは、もう一度美術室に戻ります。 そのまま外で釉薬を塗ればいいと私なんかは思うんですけど、作品制作はあくまで美術室でしなくちゃいけない、という建前があります。 そのせいで、外でお腹の中の釉薬を排泄し下地に塗る行為には許可がでません。 仕方なく私たちは2Fの美術室の窓からオケツをつきだし、自分の下地をよく狙って排泄することになります。 教官は別の部屋から作品を眺めているんですが、十分に釉薬が載るまで許してはくれません。 釉薬が濡れていない部分があれば、何度でも排泄と浣腸の繰り返しです。 ピューッと勢いよく釉薬を排泄し、作品に命中させるだけでも大変です。 一度命中させるまでに10回以上排泄することもザラだそうで、だったら全部の作品に釉薬を載せるには、合計何回釉薬浣腸すればいいんでしょう? 恐くて正確な浣腸回数は聞けませんでしたが、少なくとも20回や30回じゃきかないのは確かですよね……。

 こんな風に、散々苦労した【B2番】先輩は、作品を完成させた暁に教官からいわれたことが印象に残っているそうです。  

 『これでわざわざ自分のお股に顔をつっこまなくても、お前自身の臭い持ち物を舐めれるわよぉ。 セルフクンニ、セルフペッティング、セルフ乳首舐め……好きでしょう? 恥ずかしくて、みっともなくて、無様なところがお前達によく似合うわ。 よかったねぇ』

 感情のこもらない冷たい瞳に見下ろされ、嬉しくもない答えを強要され……それでも学園の生徒である以上、教官には満面の笑顔で、牝に相応しい答えを用意しなくてはなりません。 ちなみに【B2番】先輩は、大きな声で『ハイ! ありがとうございます! いっぱいセルフクンニできて嬉しいです!』と答えたそうです。


 ……。


 木、紙、土以外にも、美術作品に適した素材は様々です。 アクリル板に膣模様をつけ穴を開けたペンスタンド(鉛筆を刺すたび卑猥な情景になります)、塩化ビニルパイプを短く切ってハチの巣状に繋ぎ合わせたメモホルダ―(メモをくるっと巻いてパイプに挿す様子が、何十本という棒を膣に挿して拡張する情景に重なります)など、例を挙げればきりがありません。 

 そんな中、木や土ほど主流ではないものの、学園の美術では『金属』を扱う場合もあります。 金属に備わった展性や延性を活用すれば、色々な表現が可能になるからです。 例えばアルミ板を目的の形――主に自分の大陰唇――に切断し、針打鏨(はりうちたがね)やいもづち、鏨でもって凸凹を打ち出すと、本物のような外観と冷たい質感を備えたクールな陰唇が出来上がります。 或は銅版に目的の形――主に自分の下半身の持ち物――を打ち出してから酸で洗い、腐食させたり、或は黒でいぶして着色すれば、自慰のし過ぎで色素が沈着してしまった無様な牝のシンボルに仕上がります。 金属の生地を目的の型――主に自分のおまんこの形――に切り取り、茶色や肌色、赤黒い色のガラスをのせて焼きを入れれば、満々と湛えた膣液でてかった、みっともなさすぎるおまんこの七宝が完成します。
 
 授業の数は多くないものの、講義が順調に進んで時間が余った時は、こういった特殊な美術作品に取り組む機会もある――ということも知ることができました。




ヒューマン・ロール・プレイの最初へ ヒューマン・ロール・プレイ 131 ヒューマン・ロール・プレイ 133 ヒューマン・ロール・プレイの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前