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憂鬱なお姫様
【その他 官能小説】

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屈辱-13

「ドミニク!ここにいるのか?!父上がお待ちだぞ!!」


という低く力強い声が部屋を叩く音と同時に聞こえた。

王子はイラついた声色で、叫ぶように返事をする。


「兄上、すぐに行きますからと父上に伝えてください!」


そのまま王子はティアラの中に入ろうと、亀頭をググッと押し当てる。


「いやっ!!やめてぇーーーっっっ!!!!」


ティアラはそう叫ぶと、その声が聞こえたのか乱暴に扉を開けて、

王子とよく似た男が部屋の中に入ってきた。


涙を流しながら今、まさに王子に犯されようとしているティアラの姿を見つけたその男は


「ドミニク!大事な客人に何をしているんだ?!」


と声を張り上げて近づいてきた。


王子は観念したようにティアラから離れると

ティアラはとっさにたくし上げられていた服を元に戻す。


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