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華麗なる転身
【SM 官能小説】

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第4章 センターに収容されて-4

第4章 センターに収容されて(4)

「ふん!……どうだい。これで、喋る気になったかい?」
「痛っ……あああ、だめぇ……」
 突然の股間の痛みに顔を顰めた後の、美弥の切羽詰まった顔を見たマヤは、してやったりという表情になった。
 竹を押しつけていたパンティがゆっくり膨らみ、色が黒ずんできた。と同時に竹の鞭を生暖かい液体が伝ってきた。半日近くトイレに行っていなかった美弥が失禁したのだ。
 一度堰を切ると、留めることが出来なかった。股間の竹の鞭に支えられたかのように膝を曲げ、前屈みになって静止したままになっている。
 股間全体からはダラダラと床に音を立てて垂れ続けている。
 あたりに強い尿臭が漂ってきた。
 後ろ手に縛られている美弥は、突きつけられた竹を避けるべくもなく、最後の滴が垂れ落ちるまで無言で立ちすくんでいるしかなかった。
 股間への痛みと羞恥で美弥の顔は歪んだままだった。

 床にできた水たまりを、男がモップで吸い取っていった。
 マヤは美弥から離れ、モニターの前に移動した。
「こっちを見てごらん。おまえがカメラで写している姿は、ちゃんとアメリカ製の監視カメラっていう最新の小型のカメラに写っていたのよ。気がつかなかったでしょう。……疑うんならこの画像を見てみる?……さあ、フィルムはどこにあるの?……それとも、……もう、だれかに渡したの?」
 美弥がカメラで写している姿が、白黒のモニターの画面に静止画像として映っていた。解像度は悪いが、フラッシュを焚いたときに反射光で照らされた美弥の顔が明るく写っていた。
「……」
ヒューン
 美弥がこたえずにいると、マヤの竹の棒が空を切った。
 音が聞こえたと同時に棒が正確に美弥の両乳首の先を同時に真上から叩いた。
「ギャーッ……痛っ」
 美弥は思わず大声で叫んでいた。そして前屈みになって顔を歪めていた。
「言うんだよ!」
「うぅん。……知ら……ない」
「これでもか?」
 美弥は首を横に振った。竹の棒が再び美弥を襲った。
「うぎぃっ。……ああっ」
 今度は、再びパンストの上から秘裂の真上を棒の先端でゴリゴリとこね回した。
「いやぁ……うううっ……うううっ」
 美弥はクリトリスが抉れてちぎれたのかと思ったほど痛かった。
「マヤ先生、すでに、だれかに渡したのかも……」
 男がマヤに囁いた。
「そんなことは,お前が一番わかっているんじゃないか。……ずっと、後をつけてたんだろ?」
「はあ、……接触した形跡はありませんでしたが……」
「じゃあ、持ってるんだわ。……服は調べたんだろ?」
「はっ……服には見当たりませんでした。マンコの中でしょうか?」
「素人じゃあるまいし。……あの娘はプロよ」
「飲み込んだのでは?」
「可能性はあるわね。あとで浣腸するから飲み込んでいるなら、出てくるかもね。……いずれにせよ、やっぱり、身体のどこかね。……いざとなれば身体ごと焼却するか?……でなきゃ、強力な放射線を浴びせれば、フィルムは駄目になるわ。でも、それじゃ,この身体が売り物にならなくなっちゃうじゃない。……焼却はともかくとして、……放射線を使ったら、この女の卵巣が駄目になってしまうわ。子供を孕んで、産めてこそ女よ。……この顔、この身体よ。見て!見事だわ……高値で売れるわ。……いくらでも買い手がつくわ。……庭にいるエロい女やロリっぽい百合絵の倍の値がつくはずよ」
 再び、美弥に向かって叫んだ。
「さぁ、お言い!……どこにあるの」
「……」
「言わないつもりね。ではおまえの身体を頭の先からじっくりと順番に調べていくわ。ふふふ、苦しいわよ。……まあ、時間の問題で、いずれわかるものよ。おまえの身体に入っているとすれば外に漏れたということはないはずだから、急ぐこともないわね。……それに、おまえの様子からして、すぐ吐くとは思っていないわ。……でも辛いわよ。耐えられるかしら。……最も、海外で暮らすのに比べれば楽かもね。……どうやって調べるかはこれからゆっくり考えるわ」
 マヤはニヤッと笑って、美弥のオッパイに手を伸ばした。
「それにしても、大きなオッパイのお嬢さんね」
 マヤは羨ましそうに美弥の両乳首を摘んで持ち上げた。
「痛っ。……つつつっ」
 乳首に引かれて乳房が持ち上がった。美弥はつま先立った。
「ちぎれるぅぅっ」
 美弥は乳首が本当にちぎれるかと思った。
 そのとたん、マヤの指先から乳首が外れた。勢い余った美弥は、反動で尻餅をついてしまった。
「ふん、……だらしのない格好ね」
「うううぅ」
 後ろ手のまま、背中を着いて両足をMの字に開いて不様な転び方をして、呻いている。
 側に立つ男は股間の黒く変色した尿の染みが目に入ったはずだ。男にとっては、着衣のままの失禁の方が艶めかしかったようで、ゴクッと喉を鳴らす音がマヤにも、美弥にも聞こえた。
「新藤!」
「はっ」
「この女を、しばらく馬に乗せておやり」

 新藤という男は、美弥を引っ立てて、部屋から連れ出した。
 美弥は後ろ手で縛られたまま、廊下を歩かせられた。そして黒い扉の部屋の前に立たせられた。

<第4章 センターに収容されて おわり>


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