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華麗なる転身
【SM 官能小説】

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第4章 センターに収容されて-2

第4章 センターに収容されて(2)
 マヤは、身体を品定めするかのように、美弥の回りを歩きながら頭の先からつま先まで目で追った。
「さあ、これからじっくり吐いてもらうからね。もちろん罪は重いわよ。これから一生、まともな生活は送れないからね。若いのに気の毒なことよね。……覚悟しておくことよ。ふふふ」
 楽しそうに笑いながら言った。
「さてと……」
 真顔に戻ったマヤは先が細く割られた竹の鞭を手にしていた。その鞭で美弥の突き出たオッパイをペンペンと軽妙な音を立てて叩いた。
「痛いわ。……止めて……アウッ!」
 乳首の先が叩かれたときは、脳天に抜けるような痛みが走って、美弥の身体がゆっくりとくねった。
「夜行列車に乗って、どこに行くつもりだったの?」
「……」
 今度は竹の鞭がヒュウッと鳴って、美弥の左のオッパイを斜め上から鋭く叩いた。
「アウッ!……イイッ!」
 叩かれた跡には、ピンクの薄い筋がついた。それがたちまち赤みが増してくる。
 続けてバックハンドで右のオッパイを重たそうな音を立てて、下から叩き上げた。その際、乳首も叩かれたのだろう。一瞬、膝が曲がり、上体が砕けた。
 マヤは左、右、左、右……と激しく繰り返した。
「アアッ……あ、遊びに行くつもりだったのよ」
 鞭が止まり、マヤの右手が伸びてきた。そして、おもむろに美弥の左の乳首を摘んだ。それから、乳房を掴み、タワタワと揉んだ。
「ふうん、そうなの。……下手な嘘!ばかね!……まあ、それにしても大きいオッパイだこと。……それに柔らかいけど十分弾力があるわね。やっぱり若いってことは羨ましいわね」
 美弥のオッパイは、たっぷりとした重みで少し垂れていたが、大きく前に張り出ているのが自慢だった。薄い褐色の大きめの乳輪の中心に、先端が少し陥没した赤褐色の乳首があった。
 マヤは再び左の乳首を摘んだ。そして、美弥の表情を醒めた目で見ながら、押しつぶしてこねるように指を動かし始めた。
「うううぅ……」
 美弥の眉間に皺が寄っている。苦痛とも快楽ともつかない表情を示していている。
「ふふふ……ここが感じるのね」
 マヤの唇の端が緩んだ。
 今度は両手で美弥の二つの乳首を摘み、満足そうな笑みを浮かべ、グニグニとこね回し始めた。
「あん……いやっ」
 美弥は、しばらく男から触れられていなかった禁欲と、近づいている生理のために乳首が敏感になっていた。
 マヤの指の中で二つの乳首がたちまち大きく膨らんで、硬くなってきた。
「あらら、コリコリしてきたじゃないの……うん?……オッパイも少し張ってるみたいじゃない。生理が近いのかい?」
「……」
 美弥は顔を背け、こたえなかった。
「どうなの?……この分だと、下の方もウルウルかしらね。……ふふ、まあいいわ、じゅうぶん調教し甲斐があるってことね」
 マヤは笑みを浮かべながら、勃起してきた乳首をリズミカルに揉み込んでいく。
「ああっ……」
「お前も、あのもう一人のエロい女も一味だったことは、採用した頃から薄々感じていたのよ。たぶん謙信製薬か正宗薬品の回し者だとね。
 半年前にも家康薬品の男が捕まったからね。……知ってるでしょ、大野って男……」
「……」
「知らないか……まあ、部署が違うから、わからないかも。……それ以来、社内で監視の目を厳しくしてたのよ……残念だったわね」
 ニコッと笑った。
「それで、その大野って、その後どうなったか教えようか。
 拷問につぐ拷問で……精神に異常をきたしたわ。……その後はもっと悲惨よね。
 実験用の精液採取用のために、電気刺激を利用したミルキングマシンを取り付けられて、四六時中、射精するだけの男になったのよ。……タップリ、栄養剤とホルモンを与えられてね。……その前に、尿が混ざらない綺麗な精液を取るために、膀胱の出口を塞いでから、おしっこが大腸に行くように繋ぐ手術をしたのよ。
 最初のうちは、結構良いものが採取できたらしいんだけれど、そのうち血が混ざってくるようになったらしく、中止したみたいね。
 見たら金玉がパンパンに腫れて、熱も持っていたみたいね。……ふふふ、腫れた金玉なんて見たことないでしょ。凄いんだから、もう。……ペニスがでかくなれば、それはそれで、悦ぶ女も多いかもしれないけれども、金玉がでかくなったって、女にとってなんのメリットも無いわ。……それでね。金玉の袋を裂いて、ニワトリの卵より大きくなった金玉を抜き取って捨ててやったわ。ついでに前立腺も摘出して、精液も作れないようにしてあげたの。……何度も何度も、精液採取の中断を哀願してた男としては本望だったかもね。……で、結局、海外に安値で売られたらしいけれど……勃起も出来ないフニャフニャのペニスで、しかもその先から、おしっこも精液も出ない男なんて使い道があるのかしらね。
 精液は、かなり採取できたらしいけれど、大して用途も無いらしく、実験にも使われることもないまま、流しに廃棄されたって話よ」
 固唾を呑んで聞いていた美弥の目が曇り、表情に恐怖が滲み出ていた。

<第4章 センターに収容されて(2)終わり>


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