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わかんない
【複数プレイ 官能小説】

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温泉旅行-6

道の駅から 車を出し
ナビにならって 電車の駅に向かう

彩香はサングラス姿で 窓の外を見ていた
音楽は 彩香の選んだもの

小さな川沿いを走っているとき
彩香が話しかけてきた

「隆、あの木陰で車停めて」
「え?どうした?」
「いいから・・・」

俺は 少し減速して
道をはずれ 桜の木陰に車を停めた
少し離れた車道を のんびりと車が通過していく・・・

「どうしたんだ?」
「・・・・・・キスして」
「え?」
「今 キスして・・・」
「どうしたんだ?」

彩香は 助手席からこちらに身を寄せてくる
V字の襟元から 胸元が見えてしまっている
いつもみているはずなのに
ドキッとしてしまった

「・・・・隆の気持ちを確かめたいの」
「・・・・・・・・」
「隆も 私を気持ちを確かめたいんでしょ?今夜・・・じゃあ私だって確かめたい」
彩香は サングラスを外し 俺を見つめてくる

「彩香・・・」
「これが今日最後の二人きりのキスだよ?きっと そのあとは 翔とも・・・」

そうだ
俺が最初にハッキリと嫉妬をした理由を思い出した

翔が 彩香のファーストキスの相手だからだ

彩香も翔も それについては
小さい時の話だよ
って言うが
それは 俺には衝撃的だった ショックだった

セックスは 俺が 確かに初めてだった
が 幼馴染という 俺が立ち入りにくい関係
そこにファーストキス・・・・

俺が どこかで不安を感じているのは それなんだ


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